タイムテーブル
開会挨拶
<基調講演> ものづくりのデジタリゼーションの実現ロードマップ
近年、COVID-19があらゆる企業にDXの取り組みを加速させました。しかし、いざ取組みを始めても、現状の課題解決に終始してしまい、Transformのための効果的な推進が出来ていないと感じている企業も多いようです。このセッションではシーメンスがこれまでものづくりのデジタリゼーションを進めてきたプロジェクト経験の中で、直面した課題や失敗事例について研究を重ね、まとめ上げた手法を紹介しつつ、DXプロジェクトの運営時に考えるべき要素や、その管理運用方法についてご紹介します。
貴島 雅史(きじま まさふみ) 氏
シーメンス株式会社 シーメンスDIソフトウェア 広域営業本部
本部長
機構系CADシステムの開発チームのSEとしてキャリアをスタート。その後、カーナビゲーションシステムのマネジメントSEを経て、1999年にグローバルPLMベンダーへ営業技術として転身。主に国内製造業のお客様とのPLMシステム実装プロジェクトの統括から、業務改革の企画支援および業務アセスメントサービスの構築、また、パートナー教育ならびにマーケティング活動に従事。2016年10月、シーメンス社プリセールス本部長として着任。2021年10月より現職。
<招待講演> RedMica 2.0新機能解説
Redmine互換のオープンソースソフトウェア「RedMica」の最新バージョン2.0の新機能を紹介します。
RedMicaは半年に1回という短い間隔でリリースされることで、Redmine次期バージョンの新機能を先行して利用できることが特徴です。2021年11月5日にリリースされたRedMica 2.0では、Redmine 5.0で利用できるようになる予定の新機能の一部が利用できます。
前田 剛(まえだ ごう) 氏
ファーエンドテクノロジー株式会社
代表取締役
Redmineのクラウドサービス「My Redmine」を提供するファーエンドテクノロジー株式会社を経営。Webサイト「Redmine.JP」の運営やRedmine関連書籍の執筆などによるRedmineのRedmineの情報発信のほか、Redmineの開発にも参加。
Lychee Redmine最新機能紹介及び今後の動向
〜Lycheeの未来について〜
2022年、Lychee Redmineが大きく展開していきます。Lychee Redmineのミッションである「プロジェクトの成功率の向上に寄与する」を達成するため、Lycheeの在り方を再定義しました。
Lycheeは利用者の皆様にとってどうあるべきか?プロジェクトの成功率を向上することに、本当に寄与する機能はどういったものか?今後のLycheeシリーズの展望についてお話いたします。
<ユーザ企業による事例紹介 1>
LycheeRedmineを使ったプロジェクト管理の進め方
金融系の開発において、Excelの進捗管理からLychee Redmineでの管理に移行し、運用を成功させた事例をお話します。
講演のポイント
・LycheeRedmineを使ったプロジェクト管理の進め方
・LycheeガントチャートでのWBSを使った進捗管理
・リソースマネジメントを使ったリソースの参加負荷を確認
・プロジェクト終了後の、上位マネジメントに対するプロジェクトレポートの送信
堀江 弘志(ほりえ ひろし) 氏
株式会社アイティブレインズ
代表取締役
コーヒータイム
ユーザー参加型企画!フューチャーLycheeを考えよう!
<ユーザ企業による事例紹介 2>
製造業(設計部門)でのRedmine活用例
受注型製造業では、コストの制約の中で納期と品質を守るための手法であるプロジェクト管理を活用することができます。今回はそのために、設計部門においてLychee Redmineクラウドを導入した事例を紹介します。この事例ではまず、部門責任者の参加による方向づけと意識合わせの1か月の期間を設けた後、二つの事業部門に対してその後9か月ほどの期間をかけてシステムを導入し、最終的にはEVM(出来高管理)までを稼働させることができました。
この講演では、業務フローの分析から初めて、Redmineの設定、既存のエクセルファイルのチケットへの移行、さらに、月例のプロジェクト発表会やRedmine運営会議などが実施されるまでに至ったプロセスをご紹介します。
中岡 健(なかおか けん) 氏
株式会社シナジー研究所
VisiWorkアドバイザー
エンジニアとしてシステム開発の企画、要件定義~テスト、運用まですべてのフェーズを担当。2008年ごろRedmineと出会う。2017年から、シナジー研究所にて人事系WEBサービスの開発プロジェクトに参画し、LycheeRedmineを導入。
現在は、株式会社シナジー研究所で、Redmineを基盤としたユーザ企業向けシステム導入運用支援サービスに取り組んでいます。RedmineとさまざまなWebサービスの連携による、業務改善を模索中。
<ユーザ企業による事例紹介 3>
LycheeCCPMで始めるプロジェクト計画法
会社やクライアントの方針で計画駆動型(ウォーターフォール型)で進めないといけないが、従来の方法では、『プロジェクトの納期を守れない』『納期は守れるがいつもギリギリでチームが疲弊する』『計画通りにプロジェクトが進んでくれない。進んでいるのか見えない』という悩みをアジャイルなどと並んで有名なプロジェクトマネジメント手法、CCPM(クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント)で改善していきます。このセッションではLycheeCCPMを使って、実際にプロジェクトの計画~スケジュール設定までの手順を紹介します。
今回は、実行管理、運用ポイント〜プロジェクト評価/改善など、含まれておりません。
東 秀和(ひがし ひでかず) 氏
株式会社電通テック
マーケティング・テクノロジスト
関西の独立系システム開発会社にて、eラーニングシステムや基幹系業務システムのプロジェクトに10年以上携わる。 2012年に転職し、デジタル関連部署に配属され、大手不動産会社プロモーション業務システム、医療関係者向けWebサイト運用を複数担当し、サイトの改善、業務の業務改善を日々続けています。
Lychee コミュニティサイトの活用について
クロージング
タイムテーブル、コーナー企画は決まったものから逐次更新いたします。
Lychee Redmineユーザー会2021の更なる情報をお見逃しなく!