「世の中にはタスク管理ツールがたくさんあるけれど、どれを選んだらよいかわからない」
「チーム向けはもちろん、無料で使えるタスク管理ツールや個人向けのタスク管理ツールが知りたい」

デジタル化はビジネスのスピードを格段に向上させました。
スピードアップしたビジネス環境に対応するためには、アナログな方法では限界を迎えつつあります。

特にタスク管理においては日々発生するタスクに対応するため、デジタル化が急務といえるでしょう。

そこで今回はおすすめのタスク管理ツールを7つ紹介します。
また無料で使えるタスク管理ツール、個人向けのタスク管理ツールもあわせて紹介。

この記事を参考にしていただき、ピッタリのタスク管理ツールを選びましょう。

タスク管理にはツールでの管理がおすすめ

システム開発のスケジュールをアナログ的に管理するのは、ほぼ不可能といえます。
対して、タスク管理はデジタル・アナログの両方で対応可能です。

しかし、圧倒的におすすめなのはタスク管理ツールによるデジタルな管理です。

  • タスクの見える化による共有
  • タスクの登録・削除の簡単さ
  • 時間や場所を問わずにタスクの確認ができる

ツールによるタスク管理のメリットをあげれば、キリがありません。
もちろん、アナログ的なタスク管理にもよさはあります。

ですが、激しいスピードで動くシステム開発の現場には、ツールによるタスク管理がベストでしょう。

タスク管理ツールを選ぶ3つのポイント

物が溢れている現代では、デジタルツールも例外ではありません。
市場に数多くのタスク管理ツールが溢れているため、どれを選んでよいかわからない方もいるでしょう。

この章ではタスク管理ツールを選ぶ3つのポイントを紹介します。

ポイント①:料金プラン

タスク管理ツールを選ぶポイントその1は料金プランです。

タスク管理ツールもビジネスツールである以上、利用料金がほとんどのツールで発生します。
チームの規模やプロジェクトの長さによっては、タスク管理ツールに予算を割けないケースは少なくありません。

完全有料や一部機能のみ有料、全て無料などタスク管理ツールの料金プランは実にさまざまです。
使える予算にあわせて、タスク管理ツールを絞ることもひとつの手になります。

ポイント②:操作性

タスク管理ツールを選ぶポイントその2は操作性です。

タスクの登録や削除、進捗率の入力など想像する以上にタスク管理ツールは使われています。
日々使うツールのため、操作性は作業の効率化に直結しています。

1日単位では小さな効率化でも、1週間・1ヶ月ともなると大きな影響を及ぼすでしょう。

ポイント③:既存ツールとの兼ね合い

タスク管理ツールを選ぶポイントその3は、既存ツールとの兼ね合いです。

タスク管理ツール以外にも、私たちは多くのツールを使っていますよね。
個々でツールが動くよりも、連携している方が効率的なのはいうまでもありません。

既存ツールとの連携も重要な選定ポイントです。

おすすめのタスク管理ツール7選

この章ではおすすめのタスク管理ツールを7つ紹介します。

数あるタスク管理ツールの中から、チームのタスク管理をするならという観点で選びました。
チーム向けのタスク管理ツールを探している方は、参考にしてください。

①Lychee Redmine

オープンソースのソフトウェア、Redmineをベースに開発されたのがLychee Redmineです。
Lychee Redmineはプロジェクト管理に必要な多くの機能を備えているツールです。

タスク管理機能をはじめ、ガントチャートや工数リソース管理機能など、プロジェクト管理に必要な機能が揃っています。

Lychee Redmineはどの機能も直感的に操作ができ、またサポート体制も整っているため、初めてプロジェクト管理ツールを扱う方にも安心です。
初めてプロジェクト管理ツールを導入しようとしている方は、Lychee Redmineがおすすめです。

プラン 月額料金 利用機能
フリー 無料
  1. 基本機能
  2. カンバン
スタンダード 900円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
プレミアム 1,400円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8.  CCPM
ビジネス[無料トライアルはこちらをお試しできます] 2,100円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8. CCPM
  9. プロジェクトレポート
  10. カスタムフィールド
  11. チケット関連図
  12. グループの階層化機能

②asana

引用元:asana

アメリカ発のプロジェクト管理ツールであるasanaでは、ボードという機能でタスク管理をおこなっています。

カンバン機能と同じように、ボードではタスクの状態が一目瞭然であり、担当者も一目でわかります。
タスク管理に余計な時間を割けないプロジェクトでは、大いに役立ちますよね。

また200を超えるツールやアプリと連携している点も、asanaの大きな特徴です。

③monday.com

引用元:monday.com

多くの企業が採用しているプロジェクト管理ツールのmonday.comは、タスク管理にカンバン機能を用いています。

monday.comではカンバンのステータスやステータス数を1から作る必要はなく、独自のテンプレートから選べます。
カンバン機能を使いたいけど、最初から色々やるのは面倒という方にはおすすめです。

またmonday.comではあらかじめ設定した作業の自動化がおこなえます。

作業の効率化やミスによる損失を防げる自動化機能は、大変魅力的な機能です。

④Jooto

引用元:Jooto

Jootoといえばメディアの露出が多く、近年最も勢いのあるプロジェクト管理ツールではないでしょうか。
Jootoの特徴は何といっても、シンプルな作りです。
凝ったデザインのタスク管理ツールがある中で、Jootoはシンプルな作りが好評を得ています。

またサポート体制の充実もJootoの大きな強みです。
導入から運用までJootoの担当者がサポートしてくれるので、初めてプロジェクト管理ツールを導入する方でも安心です。

⑤JIRA

引用:JIRA

JIRAはグローバル企業である株式会社アトラシアンが手掛けるプロジェクト管理ツールです。
システム開発、特にアジャイル開発では最も利用されているプロジェクト管理ツールとされています。

カンバン機能によるタスク管理はもちろん、スクラム機能でもタスクの管理ができます。
アジャイル開発をおこなう上で、タスク管理ツールを探している方にはおすすめのツールです。

⑥Wrike

引用元:Wrike

タスクの登録や担当者の割り当て、進捗率の入力などタスク管理ツールに求められる役割は想像以上にあります。
タスク管理ツールへ負担なく、直感的に操作がしたい方はWrikeがオススメです。
また顧客管理ツールや経理ツールなど、多くのツールと連携している点もWrikeの強みです。

国内外問わず、多くの企業がWrikeをプロジェクト管理ツールとして採用しており、実績面でも安心のツールといえます。

⑦Microsoft Excel

一番身近なビジネスツールでもあり、使い慣れているソフトといえばMicrosoft Excelでしょう。
表計算ソフトでありながら、レイアウトを自由に組めるのがMicrosoft Excelです。
また誰しも一度は操作した経験があるので、操作教育が不要な点も強みでしょう。

他にも既にMicrosoft Excelを導入している企業がほとんどなので、新たにコストがかからない点も魅力ですね。
使い方によってはMicrosoft Excelも立派にタスク管理ツールの役割を担えます。

関連記事はこちら>> タスク管理にはMicrosoft Excelが有用なのをご存じですか?

無料で使えるおすすめのタスク管理ツール3選

立ち上げ直後のプロジェクトや短期のプロジェクトでは、タスク管理ツールにコストもかけられないはずです。

コストをかけることのできない状況でも、生産性向上に役立つタスク管理ツールは欲しいですよね。
この章では、無料で使えるおすすめのタスク管理ツールを3つ紹介します。

①Todoist

引用元:todoist

Todoistは素早い操作で、タスクの追加ができる点や優先度設定など、およそタスク管理に必要とされる機能を備えています。
また共有機能もあるため、無料でありながらチームでタスク管理が可能です。

Todoistはスマートフォンに対応しているため、いつでもどこからでもタスクの確認ができる優れモノです。

②Backlog

引用元:Backlog

タスク管理というとメンバー個人でおこなうこと、もしくは管理者とメンバー間でのやり取りがメインというイメージがあります。

Backlogでは固定観念を覆すように、チーム内でタスクに関するやり取りがしやすいツールといえるでしょう。
タスクに対して、コメントや絵文字などリアクションが起こせます。

個人間でタスクへのやり取りが生まれるため、自然と連帯感が強まるのは間違いないでしょう。

③Trello

引用元:Trello

アナログ的なタスク管理といえば、付箋へ書き出しやホワイトボードで管理が思い浮かぶでしょう。
Trelloはまさにアナログ的、付箋でタスクを管理するかのように日々のタスク管理がおこなえます。

シンプルな作りをしているため、誰もが扱えるのもTrelloの特徴です。
タスク管理ツールの導入に迷われている方は、無料で扱いやすいTrelloがおすすめです。

おすすめの個人向けタスク管理ツール4選

チームやプロジェクトとは別に、個人でタスク管理をしたい方もいるでしょう。
例えば、短期で現場が変わる方にとっては、自分のタスクは自分で管理する必要があります。
この章ではおすすめの個人向けタスク管理ツールを4つ紹介します。

①GoogleKeep

引用元:GoogleKeep

GoogleKeepはGoogleアカウントさえあれば、利用できるタスク管理ツールです。
タイトルとメモを入力すれば、タスクが作成できます。
まさに付箋メモのデジタル化ともいえるツールです。

作成したタスクには繰り返し機能やリマインダー機能も備わっているため、都度タスク作成する必要はありません。
またアーカイブやごみ箱からタスクを復活できるので、タスク作成や削除が気軽にできます。

②Evernote

引用元:Evernote

Evernoteは、ノートの共有やデジタルデータの保存が、パソコンやスマートフォンを問わずにおこなえる便利なサービスです。
デジタルなノートとして、使用しているビジネスマンの方も多いのではないでしょうか。

便利なEvernoteにもタスク管理機能があります。
ただタスクを登録・削除するだけでなく、期日や重要度の設定などタスク管理ツールと同じように使えます。
また作成したタスクは、タスクビューからいつでも見られるため、タスクの状態がひと目でわかります。

③Microsoft To Do

引用元:Microsoft To Do

Microsoft To DoはMicrosoftアカウントがあれば、利用できるタスク管理ツールです。
リスト形式にタスクを並べられるため、タスク数やタスクの状態が一目瞭然です。
非常にシンプルな作りなので、アカウントを作成したその日からでも十分に使えます。

また通知や期限の設定、繰り返し設定などタスク管理ツールとして十分な機能が持っているといえるでしょう。

④Chatwork

引用元:Chatwork

Chatworkは文字どおり、チャットツールとして有名なツールです。
Chatworkのタスク管理機能は、チャット内で設定ができるため、会話をしながらタスクの登録・削除ができます。
別の画面へ遷移する必要がないため、シームレスな操作が可能です。

タスクの担当者割り振りや期限の設定など、チャットツールとは思えないほど機能は充実しています。

ツールで効率的なタスク管理を

今回はおすすめのタスク管理ツール7選を紹介しました。
世の中にはタスク管理ツールが溢れていますが、選定のポイントは3つです。

  • 料金プラン
  • 操作性
  • 既存ツールとの兼ね合い

効率的なタスク管理・プロジェクト管理を目指すならば、Lychee Redmineがおすすめです。
Lychee Redmineの特徴でもある直感的な操作性のよさは、タスク管理ツールを扱った経験が少ない方でも安心できるでしょう。

さまざまな機能があるLychee Redmineは上級者にも満足できるツールです。

Lychee Redmineを活用して、効率的なタスク管理を実現しましょう。

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