
現代のプロジェクト管理は年々複雑化しており、ツール選定そのものが生産性を左右する重要な意思決定になっています。コスト抑制や自社業務への適合性を重視し、オープンソース(OSS)のプロジェクト管理ツールを選ぶ企業も増えています。
一方で、OSSは単なる「無料ツール」ではありません。高い自由度を持つ反面、運用設計や保守、技術的な責任を自社で担うことが前提となる管理基盤です。
本記事では、株式会社クレディセゾン様のLychee Redmine導入事例を交え、部署・ベンダー間の情報共有や進捗把握がどのように改善されたのかを示しながら、主要なOSSプロジェクト管理ツールの比較と、導入後に後悔しない選定ポイントを解説します。
なぜ今「オープンソースのプロジェクト管理」が選ばれているのか

コスト抑制や柔軟なカスタマイズ性を理由に、プロジェクト管理ツールとしてオープンソースを選択する企業が増加傾向にあります。一方で、導入後の運用や管理負荷に課題を感じるケースも少なくありません。
クラウドSaaS一辺倒では対応しきれない背景
クラウドSaaSは、サーバー構築の手間がなく、初期コストを抑えて迅速に導入できる点が魅力と言えます。一方、厳格なセキュリティポリシーを持つ企業や、独自性の高い開発プロセスを求めるチームにとっては、データ保存場所やカスタマイズ制限が課題となることも少なくありません。
また、ユーザー数に連動する従量課金制は、大規模展開時に中長期的なコスト見通しを立てにくくする要因になります。こうした背景を踏まえると、クラウドSaaS一辺倒では、高度な要件対応や運用コストの最適化が難しい場面も増えてきているのではないでしょうか。その解決策として注目されているのが、自社サーバーやプライベートクラウド上で制御できるOSSと言えます。運用の自由度とコストの見通しを重視する企業を中心に、その価値が改めて見直されつつあります。
OSSが評価される理由と、見落とされがちな前提条件
OSSの最大の強みは、ソースコードが公開されていることによる、高い自由度にあります。独自アドオンの開発やAPI連携を通じて、ツールを自社の業務フローへ柔軟に適合させることが可能です。
一方で、その自由度は、システム保守を自社で継続的に担える体制があってこそ活きるものです。パッチ適用やバックアップ、障害対応など、SaaSではベンダーが担う領域も、自社の責任範囲になります。十分な管理スキルや継続的なリソースを伴わないまま導入すると、運用がブラックボックス化し、かえって現場の混乱や負担を増やしかねません。自由度の高さと引き換えに、相応の技術的責任が求められる点は、事前に理解しておくべきでしょう。
プロジェクト管理におけるOSSの基本的な考え方

OSSは単なる無料ツールではなく、自社運用に合わせて設計できる基盤として捉えておきましょう。運用の安定化を図るためには、こうしたOSSの本質を正しく理解しておくことが欠かせません。
OSSを選ぶこと自体がゴールではない
OSSによるコスト削減や高機能化は、あくまで手段に過ぎません。導入そのものをゴールにしてしまうと、ツールは次第に形骸化し、現場には不慣れな操作や管理の負担だけが残ります。本来注力すべきなのは、計画・進捗・工数・課題といった重要情報が分断されず、運用の中で自然に更新・共有される仕組みの構築です。現場が迷わず入力でき、管理者が即座に判断材料を得られる、生きた情報が循環する設計こそが成否を分けます。
このように、実務の動線に即した運用ルールを整えることが、OSSのポテンシャルを最大限に引き出す鍵となります。
プロジェクト管理でOSSが活きる領域・活きにくい領域
OSSは、管理ルールが確立され、チームに一定の技術的自走力が備わっている環境で真価を発揮します。内部構造を理解し、必要に応じて調整できる場合には、既製ツールの制約を超える有効な選択肢となるでしょう。一方で、社外関係者が多く関与する案件や、UI改善や即時サポートが求められる場面では、OSS特有の無骨さや情報不足が運用の足かせになることもあります。
また、横断的なリソース管理を目的にプラグインを多用すると、保守性が低下し、かえって現場の混乱を招くリスクも否定できません。こうした点を踏まえると、ツールの自由度と運用の複雑さは常に表裏一体の関係にあると言えるでしょう。
おすすめのOSSプロジェクト管理ツール7選

本章では、実務での利用実績が多く、プロジェクト管理用途で検討されやすいおすすめのOSSツールをご紹介します。機能の網羅性ではなく、どのような管理に向いているかといった視点で確認することが重要です。
Redmine|課題管理を軸にした定番OSS

参考:Redmine公式
Redmineは日本国内で広く利用されているOSSの一つです。チケット駆動開発を支える強固なデータベース構造を持ち、履歴の追跡性に優れています。長年の運用実績に基づいた豊富な知見が蓄積されており、多様な業務フローに合わせて、柔軟にカスタマイズできる点が大きな魅力です。
| 向いているケース | 製造業やSIerなど、証拠・根拠の管理が重視される環境。 |
|---|---|
| 注意点 | 標準のガントチャートは編集機能が弱く、使い勝手を向上させるにはプラグインの導入が必須。 |
OpenProject|ガントチャート・ロードマップ重視の管理に向く

WBSの作成やガントチャートによる工程管理に強みを持つのがOpenProjectです。直感的なドラッグ&ドロップ操作でスケジュール調整が可能なため、複雑なタスクの依存関係も視覚的に把握しやすい設計となっています。計画段階から詳細なリソース配分を行いたい現場において、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
| 向いているケース | 大規模な建設や長期の開発など、スケジュール管理が主軸のプロジェクト。 |
|---|---|
| 注意点 | 一部の高度な機能(アジャイルボードなど)は有償のEnterprise版限定となっている場合がある。 |
ガントチャートの基本とWBSとの使い分けを解説した、下記の記事も併せてご確認ください。
Plane|シンプルなアジャイル管理を志向するチーム向け

参考:Plane公式
PlaneはJiraに似た操作感を持つOSSのプロジェクト管理ツールです。柔軟なワークフローと直感的な操作性を両立しており、Issue管理からサイクル運用までを滑らかに統合できます。開発スピードを落とさずに、情報の透明性を高めたいチームに最適な体験を提供します。
| 向いているケース | 既存ツールの複雑さに疲弊しており、直感的な操作感を求めるチーム。 |
|---|---|
| 注意点 | 比較的新しいOSSであるため、長期的なコミュニティの安定性を見極める必要がある。 |
Taiga|スクラム・カンバン運用に特化した設計

参考:Taiga公式
Taigaはアジャイル開発のエッセンスを凝縮しており、直感的なバックログ管理を実現します。スクラムやカンバンの作法をツールが自然にガイドするため、導入後すぐに円滑な運営が可能です。分析機能も充実しており、チームの健康状態を、リアルタイムで把握できるでしょう。
| 向いているケース | スクラムの作法に忠実に、スピード感を持って開発を進めるチーム。 |
|---|---|
| 注意点 | ウォーターフォール型の厳格な進捗管理が必要なプロジェクトには不向き。 |
GitLab|開発フローと密接に連携した管理が可能

参考:GitLab公式
Git管理を軸に、IssueやWikiなどの豊富な管理機能を備えているのがGitLabです。コードの変更とタスクを直接紐付けられるため、実装の背景を即座に特定できます。CI/CDとも深く連携しており、開発からリリースまでの全工程を一元管理したいチームに最適です。
| 向いているケース | 開発者が中心であり、コードとタスクを切り離したくない場合。 |
|---|---|
| 注意点 | プロジェクト管理専用ツールではないため、工数管理やガントチャートの表現力には限界がある。 |
Leantime|非エンジニア含むプロジェクト向け

参考:Leantime公式
Leantimeは、戦略立案から実行タスクまでを一貫して管理できる設計が特徴です。常に目的を意識できる配置により、優先順位の乖離を防ぎます。戦略的視点で進捗を俯瞰できるため、ビジネスと開発の両サイドが共通認識を持ってプロジェクトを推進したい場合に真価を発揮します。
| 向いているケース | 新規事業開発やマーケティングなど、目標設定からタスクへの落とし込みが必要な場合。 |
|---|---|
| 注意点 | 日本国内での知見が少なく、トラブル時に自力で解決するスキルが求められる。 |
Focalboard|軽量なタスク管理用途に適したOSS

参考:Focalboard公式
FocalboardはMattermostの開発チームが手掛ける、Notionのような操作感を持つツールです。カンバンやテーブルなど表示を自在に切り替えられる柔軟性を備えています。複雑な設定なしで使いはじめられる軽快さが魅力で、個人や小規模チームのタスク整理に最適と言えます。
| 向いているケース | 複雑な設定を排除し、まずは付箋を貼る感覚でタスクを可視化したい場合。 |
|---|---|
| 注意点 | あくまで軽量なタスク管理であるため、複雑な依存関係の構築や工数集計には向いていない。 |
オープンソースを採用するメリットと現場での現実

OSSには明確なメリットがある一方で、運用段階に入って初めて顕在化する課題もあります。導入時の初期コストだけで判断するのではなく、長期的な保守・運用やトラブル対応に必要となるリソースまで含めて見極めることが、成否の分かれ目と言えます。
コスト・自由度・データ主権といった強み
OSS採用の大きなメリットは、コストを抑えつつ、自社環境内でデータを管理できる点です。機密情報を扱う金融機関や公共分野では、外部クラウドへのデータ保存が制限されるケースも少なくありません。そのため、オンプレミス運用が可能なOSSは、有力な選択肢と言えます。また、特定ベンダーに依存せず、サービス終了や価格改定といったリスクを回避できる点も、戦略上のメリットでしょう。
さらに、API連携やUI調整が可能な高い自由度は、独自の業務フローを持つ組織にとって大きな価値です。システムを自社資産として継続的に育てていける点に、OSSの本質的な強みがあります。
属人化・分断が起きやすい管理構造
一方で、OSSの自由度は常にメリットとして働くわけではありません。属人化した開発や複雑な設定は、担当者の異動や退職をきっかけにブラックボックス化し、深刻な技術的負債や継続性の問題を招きがちです。また、導入の敷居が低いがゆえに、各部門が独自判断で利用を進めると、情報の分断やガバナンス低下を引き起こします。その結果、全社的な状況把握が難しくなるでしょう。
自由度の高さは、統制された管理体制があってこそ活きるものです。適切な運用設計を行い、組織として使いこなす姿勢が求められます。組織的な管理体制を構築し、属人化を防ぎたい方は、下記の記事でプロジェクト管理ツールの選び方や成功事例も併せて確認してみてください。
オープンソース導入でよくある失敗と注意点

OSS導入における失敗要因は、ツール選定そのものよりも、運用設計の不足に起因するケースが大半です。どれほど多機能なツールを導入しても、誰が・いつ・どの粒度で情報を更新するのかといった具体的なルールが定まっていなければ、システムは徐々に機能しなくなります。運用を想定しない導入は、形骸化を早めるだけでしょう。
サーバー運用・保守工数を見誤る
OSSはライセンス料こそ不要ですが、サーバー維持費やバックアップ用ストレージ、そしてエンジニアによる保守工数といった見えにくいコストが継続的に発生します。特に、バージョンアップ時のプラグイン互換性確認や、重大な脆弱性への迅速な対応は、専門知識を持たないPMが片手間で担える業務ではありません。
管理体制が不十分なまま運用を続けると、システム停止や情報漏洩といった重大インシデントを招き、結果的に想定外の復旧コストを支払うことになります。導入コストだけで判断せず、自社で保守責任を継続的に果たせるリソースとスキルが本当に確保できているかを、事前に冷静に評価しておきましょう。
UI・定着性がPM負担を増やす
多くのOSSは機能面では優れている一方、UIや操作性が洗練されていないケースも少なくありません。現場が入力作業を負担に感じるようになると、データ更新が滞り、最終的にPMが個別に進捗を聞き取り、ツールへ代行入力する状況に陥ります。さらに、課題管理はRedmine、計画管理はExcelといった形で情報が分散すると、PMは現状把握のための集計や転記作業に追われます。そのため、本来注力すべき意思決定の時間が削られてしまうでしょう。情報の鮮度が落ちれば判断は常に後手となり、わずかな遅れが致命的な遅延リスクへ直結します。
管理情報が分散し、判断が遅れる
課題管理、ガントチャート、工数管理が別々のツールで運用されている状態は、想像以上に大きな負担です。PMは実態を把握する前段階として、データの収集や整備に多くの時間を費やさざるを得ません。その間に情報は古くなり、ツール上の数値と実際の進捗に乖離が生じます。こうしたズレが積み重なることで、PMは常に後追いで判断する立場に追い込まれます。
運用の二重手間はチーム内の不信感を生み、判断が数日遅れるだけでプロジェクト全体の遅延リスクを大きく高めるのです。単にツールを揃えるのではなく、情報の統合性をどう担保するか。ここを設計できるかどうかが、OSS導入の成否を分けるポイントと言えるでしょう。
失敗しないOSSプロジェクト管理ツールの選び方

OSSツール選定で本当に重要なのは、単純な機能比較ではなく、自社の管理課題に適合しているかといった視点です。知名度や人気だけで判断するのではなく、現在のチームが抱えている不満やボトルネックを洗い出し、それを解消できる具体的な機能を優先して検討しましょう。
標準機能で管理が完結するか
不足している機能を安易にプラグインで補う発想は、保守の観点では非常にリスクが高いと言えます。なぜなら、本体アップデート時に互換性が失われる可能性があり、結果として保守負荷が大きく膨らむからです。安定した運用を実現するには、ガントチャートや工数管理といった中核機能が標準で統合されているかを見極める必要があります。カスタマイズ前提の導入によって、保守コストが予算を上回ってしまっては本末転倒でしょう。目安として、標準機能だけで業務要件の8割以上をカバーできないツールは、将来的に運用が破綻する可能性が高いと考え、選定段階で慎重に除外することをおすすめします。
ガントチャートによる運用効率をさらに高めたい方は、下記の記事でガントチャートの基本とおすすめツールを確認しておきましょう。
日本語情報・運用知見が入手できるか
実務で深刻なトラブルが発生した際、多忙なPMが英語のコミュニティサイトやソースコードを読み解く余裕はありません。日本語の公式ドキュメントや解説記事、書籍が充実しているかどうかは、運用継続性を左右する重要な判断材料です。併せて、万一の際に技術支援を受けられる国内ベンダーの存在も確認してください。
単なるツール導入で終わらせず、PM自身が現場で迅速に問題解決できる環境を整えることが重要です。情シス部門や外部専門家に過度に依存せず、現場で活用できる知見が蓄積されているかが、プロジェクト停滞を防ぐ鍵になります。
将来的な拡張・移行の選択肢があるか
組織が成長するにつれて、プロジェクト管理の難易度は確実に上がります。案件数が増えた際に、個別確認に追われるのではなく、全体を横断してリソース負荷を俯瞰できるかどうかは、組織的な遅延を防ぐうえで欠かせない要件です。また、メンバー増加時に、セキュリティと利便性を両立した権限管理が行えるかも、ガバナンスの観点で重要になります。
現在の規模だけで判断せず、将来的により高度な管理レベルへ移行できる拡張性を見極めておきましょう。加えて、将来のツール再選定コストを抑えるためにも、他システムとの連携性や移行のしやすさを事前に確認しておくことをおすすめします。
オープンソースを活かしながらプロジェクト管理を安定させる選択肢|Lychee Redmine

オープンソースのプロジェクト管理ツールは高い柔軟性を備える一方で、計画・進捗・工数といった管理情報が分断されやすく、運用が複雑化しやすい側面があります。特に、部署やプロジェクトごとに異なるツールを場当たり的に導入すると、データ連携や状況整理に多くの工数を要し、プロジェクト全体像を俯瞰して把握することが難しくなります。
Redmine運用で起きがちな管理の分断
Redmineは優れたOSSですが、標準のガントチャートでは動的な計画変更に対応しづらい側面があります。その結果、計画はExcel、実績はRedmineといった二重管理に陥るケースも少なくありません。このような体制は、PMに多くの転記作業を強いるだけでなく、Excel側の更新遅れによって計画と現場の乖離を招きます。情報の鮮度が失われることで迅速な意思決定が妨げられ、プロジェクトの健全性を損なう大きなリスクになると言えます。
計画・進捗・工数を分けないといった考え方
プロジェクト管理の理想は、単一のツール上で「計画・実行・工数記録・ふりかえり」までを一貫して行うことです。情報が集約されていれば、計画遅延が即座にリソース不足として可視化され、迅速に対策を講じやすくなります。また、全員が同じデータを参照することで、自身の作業と全体目標との関係が明確になります。結果として、チームは自律的に動きやすくなり、転記や確認に費やしていた時間を付加価値の高い業務へ振り向けられるでしょう。
Lychee Redmineが補完として機能する理由
Lychee Redmineは、Redmineを基盤に、WBS・ガントチャート・工数管理・複数プロジェクトの横断可視化を統合したソリューションです。OSSとしての自由度や既存資産を活かしながら、企業が求める安定した管理と直感的な操作性を補完します。ドラッグ&ドロップによる柔軟な計画変更や、リアルタイムでのリソース負荷可視化が可能です。さらに、詳細なレポート出力によって、標準Redmineでは難しかった高度なプロジェクト統制を実現します。
乗り換えではなく管理レベルを上げる選択
既存のRedmine運用をすべて捨てる必要はありません。Lychee Redmineを導入することで、課題管理などの慣れたフローは維持したまま、分散しがちな計画や工数情報を一元化できます。遅延の兆候や特定メンバーへの負荷集中を早期に把握でき、PMやPMOの判断精度は大きく向上するでしょう。現場の入力負担を増やさず、蓄積データを高度な意思決定へ活かすことが重要です。
現場の管理レベルを一段引き上げたい方は、下記の記事でLychee Redmineの具体的な活用メリットを確認してみてください。
【Lychee Redmine導入事例|株式会社クレディセゾン様】「チケット」によるコミュニケーションで、多数の部署やベンダーと円滑に協働
本章では、実際のLychee Redmine導入事例を基に、チケット運用がどのように部門・ベンダー連携を改善したのかをご紹介します。

本事例は、OSSを基盤としたプロジェクト管理が、大規模組織でも実務として定着することを示す好例です。インタビューに答えていただいた株式会社クレディセゾン 松下様(左) 氏原様(中央) 長南様(右)
Q1. まず、導入前に感じていた課題を教えてください。
内製開発の拡大により関係者が増え、Excel起点の進捗・課題管理が分散していました。更新漏れや粒度の不統一が起きやすく、週次会議のための資料作成も負担でした。
Q2. Lychee Redmineを選んだ決め手は何でしたか。
チケット中心で履歴と証跡を一元化できる点と、WBSからガントチャートへの展開が速い点です。部署横断の権限・ワークフローも設計でき、混在プロセスでも運用が揃えやすいと判断しました。
Q3. 実際の使い方を具体的に教えてください。
まずチケットの標準化(担当・期日・完了条件・コメント様式)を行い、ガントチャート+ダッシュボードで進捗と負荷を週次レビューしています。会議ではガントチャート画面をそのまま使うため、別資料の作成が最小化されました。

Q4. これから導入する企業へのアドバイスは?
初めにチケットの標準と週次レビューの型を決めておくと、現場が迷いにくくなります。小さくはじめて短サイクルで改善し、運用を横展開するのが近道だと思います。
まとめ(編集部より)
クレディセゾン様は、チケット×ガントチャートを共通基盤に据えることで、部署・ベンダー横断の可視化と会議生産性を両立させました。資料作成の負担を抑えつつ、週次での意思決定スピードを高めています。
OSSは「使うか」ではなく「どう使い切るか」が重要

オープンソースのプロジェクト管理ツールは、正しく選定し、運用まで設計できれば、企業の競争力を支える強力な基盤となります。重要なのは機能の多寡ではなく、自社の業務に即した使い方ができているかといった視点です。
- ツールを単なるタスクの置き場として消費するのか
- それとも、計画・進捗・工数を一元化し、意思決定を支える司令塔として活用するのか
この違いが、プロジェクト管理の成果を大きく分けます。OSSの柔軟性を活かしながら、必要に応じてLychee Redmineのような拡張ツールで安定性と可視性を補完する。こうしたハイブリッドな発想こそが、現場の現実に即した、持続可能なプロジェクト管理の最適解と言えるでしょう。
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