弊社、株式会社アジャイルウェアでは、2020年の2月から全社員完全テレワークを実施中です。 同様に、毎日とは言わずとも、テレワークを実施されている会社さまも多いのではないでしょうか。 これからテレワークは定着化していき、働き方はますます多様化していくように感じます。 とはいえまだまだ試行錯誤のテレワーク。 実際にテレワークを行っている社員の実情が気になるところ! 今回弊社はテレワークをしている20〜40代のビジネスマンを対象に「テレワークと業務報告等に関する調査」を実施し、300名から回答を得ました。
【調査結果 概要】
■業務報告は毎日1回が約4割、方法は「メール」「チャット」「タスク管理ツール」の活用がTOP3
■3割以上がテレワークでウソの報告経験あり
■ウソの報告内容は「実際より作業に多く時間がかかったフリをした」が最多
■ウソの報告をする理由は「仕事が増えても給料変わらない」「タスクを振られたくない」「昼寝しすぎた」などが複数
■約半数がテレワークで働きぶりを把握してもらえているか不安を抱えている
■半数近くがテレワークで正当に評価されていないと実感
■テレワークでの評価の安心感のため「タスク管理ツールなどで業務を見える化してほしい」「評価基準を明確にしてほしい」など
【調査結果 詳細】
■業務報告は毎日1回が約4割、方法は「メール」「チャット」「タスク管理ツール」の活用がTOP3
<業務報告でわずらわしいこと/一部抜粋>
・メールで確認できることを、個別にチャットや電話で聞かれる
・タスク管理ツールに入力しているのに電話で聞かれるのがわずらわしい
・返信がないときに確認中なのか見ていないのかがわからない
・ツールが統一されていないので、色々なところを開かないといけない
・どこまで詳細に報告すべきか悩む
・テレワークだと雑談レベルの細かい話が共有しにくい
・1時間ごとに報告しなくてはならない
・主だって報告することがない時に、怠けていたと思われないか内容に困る
・物凄くバタバタしているときにも上司が決まった時間に進捗報告を求めてくること
・過去履歴など残せず、すぐに消えてしまうためナレッジを残せないことに不便を感じる
■3割以上がテレワークでウソの報告経験あり
テレワークでウソの報告をしたことがあるか尋ねたところ、「よくある」と「たまにある」が合わせて34.3%と、3割以上がウソの報告をしたことがあることがわかりました(n=300)。
■ウソの報告内容は「実際より作業に多く時間がかかったフリをした」が最多
どんなウソの報告をしたことがあるか尋ねたところ、「実際より作業に多く時間がかかったフリをした」が65.1%で最も多い回答となりました(n=103)。 実際より作業に多く時間がかかったフリをした:65.1%
遅延している業務の進捗をごまかした:22.3%
実際より作業に時間がかからなかったフリをした:11.7%
完了してない業務を完了したと報告した:9.7%
その他:1.9%
<ウソの報告内容の詳細/一部抜粋>
・やる事が早く終わってしまったので、終業時間まで自由時間を過ごし、終業時間が過ぎてから退勤の連絡をした
・早めに報告すると、余裕だと思われて作業が増えるため、業務時間を長めに報告する
・出勤報告だけして二度寝
・退勤打刻後に作業してしまった
・忘れていた業務の進捗を聞かれて、トラブルがあって遅れていると回答してしまったり、実際より進捗がいい報告をしてしまった
・所定の業務が予定より早く終わったが、次回からもテレワークで同じ生産性を求められるとプレッシャーなので予定時間とほぼ同刻に終わったこととした
・やっていないことをやったことにした
・自分が原因で進んでいないタスクを他責にした
■ウソの報告をする理由は「仕事が増えても給料変わらない」「タスクを振られたくない」「昼寝しすぎた」などが複数
<ウソの報告をした理由/一部抜粋>
・多く仕事をしても給料は変わらないから
・意外と暇なことが判明すると困る
・仕事数が少なく、仕事をやっていないと思われるのが嫌だったから
・家事を合間に挟んで業務を中断したが、言えなかったから
・ゲームをしたかったため
・昼寝しすぎて気づいたら就業時間を過ぎてた
・タスクが増えているが、処理能力が低いと思われたくないから
■約半数がテレワークで働きぶりを把握してもらえているか不安を抱えている
テレワークで自分の働きぶりを上司が把握してくれているか不安に思うか尋ねたところ、「とても不安」と「やや不安」が合わせて47.7%と、約半数が働きぶりをきちんと見てもらえているか不安を抱えていることがわかりました(n=300)。
<どんなことを不安に思うか/一部抜粋>
・テレワークだと見えない部分の評価がされない
・記録に残らない仕事を評価してくれているのか不安
・プロセスが評価されにくいのではないかと感じる
・他部署から依頼されたことを行っている旨を密に連携できていない
・今まで通りの評価制度では正しく評価してもらえないのではと思う
・テレワークをしているから暇と思われること
・真面目にやっていても、実は仕事怠けているのではないか、と疑われることが不安
・家庭との両立を把握してくれていない
・正直、サボっていても何も言われないので、スキル面で成長が無く、いざと言う時に対応できなさそう
■半数近くがテレワークで正当に評価されていないと実感
テレワークで自分は正当に評価されていると思うか尋ねたところ、「全く思わない」と「あまり思わない」が合わせて45.8%と、半数近くがテレワークで正当に評価されている実感がないことがわかりました(n=286)。
■テレワークでの評価の安心感のため「タスク管理ツールなどで業務を見える化してほしい」「評価基準を明確にしてほしい」など
<どうすればテレワークで働きぶりをきちんと評価されてると安心感を持てると思うか/一部抜粋>
・タスク管理ツールで可視化する
・タスク管理ツールを導入し、チーム間でも共有できるようにしてほしい
・タスク管理ツールの導入があれば、報告する側もされる側も業務の簡素化ができて、見える化によりお互い安心できる
・業務報告を含めたコミュニケーションの時間を定期的に持つ
・人事評価時にテレワークへの対応についての評価基準を設ける
・テレワークだからという訳ではなく普段から評価基準が曖昧
【調査結果 まとめ】
みなさまいかがでしたでしょうか。
実際のしごとの仕方+評価の捉え方まで様々な考えや不安がみられます。
現場だけでなくマネージャー層もまだまだ課題があることが感じ取れます。
どの項目にも共通して言えることは、
見えないものを見えるようにする=可視化する
ということがいかに重要かということ。
テレワークだとこの部分は今までのようにはいきません。
何かしらの工夫をすることが必要ですが、逆にいうと工夫次第ではテレワークでもスムーズに仕事が進められるということでもあります。
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【調査概要】
調査名称:テレワークと業務報告等に関する調査
調査対象:テレワークをしている20〜40代の会社員
調査方法: インターネット調査
調査日: 2021年6月10日
有効回答数:300件
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「『アジャイルウェア』の調査によると」「『アジャイルウェア』調べ」など
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社アジャイルウェア
担当者:光岡
MAIL: pr@agileware.jp
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