CCPM(Critical Chain Project Management)とは?
プロジェクト全体(そしてフェーズ毎)の工程にバッファを持たせていく管理方法です。
各タスクは定められた最短の納期で進める努力をするようになり、遅れが生じた場合でも、
プロジェクトのバッファを消費することで納期が守りやすくなります。
これにより、ムダなく作業が最速で集中的に進んでいき、想定外の問題で一部のタスクに遅延があっても全体のバッファで吸収され、プロジェクト全体の納期を可能な範囲で短縮できます。さらには、コストにもゆとりが生まれます。
フィーバーチャート(バッファ傾向グラフ)
バッファ消費率のグラフで
健全性が分かる
プロジェクト進捗率とバッファ消費率がグラフに。危険(赤)・警告(黄)・安全(緑)の色分けで、現在のバッファ消費における健全性が分かります。遅延がすぐに検知できます。
バッファ期間の表示
バッファ期間が
ガンチャート上で見える
スケジュールを見ながら、バッファ期間と消費状況が確認できます。計画変更の際も、期日やタスクを見ながら簡単にバッファの調整ができます。
CCPMに関わるガントチャートの便利な機能
Excelでバッファグラフを作るのは大変な上に、細かいタスク管理ができません。Lychee RedmineのガントチャートはCCPMを取り入れる上で、必要なスケジュール管理の機能がすべて揃っています。
ガントチャートの詳細を見る→全体の期日を決定づけるクリティカルパス
スケジュール全体の期日を決定づけるクリティカルパスを表示します。
工数を見ながら負荷を簡単に調整
ガントバーをスライドするだけで、負荷の無い適切なスケジュールを組むことができます。
負荷状況を考慮して自動でスケジューリング
開始日を指定するだけで、負荷状況と計画時の工数をもとに自動でスケジューリングします。
CCPMの設定
プロジェクトに応じた
各種設定が可能
プロジェクト全体や各バージョンごとにバッファの開始日の設定できます。フィーバーチャートのしきい値も設定が可能です。