Lychee Redmineを使ったタスク管理方法についてご紹介します。
ここでは、7~10名程度の小規模開発チームでの活用法に焦点を当て、
情報構造から順を追って説明しながら、標準的なタスク管理方法について解説します。
タスクの情報構造
まず、プロジェクトはタスク管理の最も大きな単位であり、一般的なプロジェクトや案件と同じイメージです。チーム名や案件ごとに進捗や課題を管理するための枠組みとして利用します。
プロジェクト内には「チケット」と呼ばれる個別のタスクを紐付けることができ、チケット同士には親子関係を設定できます。
作業指示書
チケットには、担当者、作業内容、優先度、開始日・期日、ステータスなどを設定できる項目があります。マネージャーがチケットを作成し、タスクの詳細や期日を設定したうえで担当者に割り当てることが可能です。
さらに、チェックリスト機能を使えば、タスクの完了基準や条件も明確に設定できるため、曖昧な指示を減らし、作業しやすくなります。
作業記録の報告
担当者は作業が進行するたびに、自分のチケットを更新します。ステータスの変更やその日の作業内容をコメント欄に入力することで、進捗状況がリアルタイムで共有され、マネージャーは直接確認しなくてもチームの進捗を把握できます。
タスクに関して質問がある場合も、コメント機能を使ってやり取りを行うことで、関連情報がチケット上に記録され、後からの確認が容易になります。
また、すべての変更履歴がログとして残るため、日報として活用することもできます。
ワークフロー機能
チケットには「トラッカー」という機能があり、これはステータスの推移ルール(ワークフロー)を決めるものです。
申請書や帳票など、1つのチケットが複数の担当者を経由して進む流れの管理にも対応しており、作業の進行状況と現在の担当者を明確にすることが可能です。
例えば、「タスクトラッカー」では、作業が完了するまで作業担当者がアサインされます。
レビューフェーズになると、「レビュートラッカー」のチケットをマネージャーにアサインします。
差し戻しがあったときは、新しい「タスクトラッカー」のチケットを作成し、作業担当者を設定します。
「バグトラッカー」では、報告が上がった後、検証および修正作業が作業担当者にアサインされ、次にレビュー担当者、最終確認はバグの報告者に戻る流れとなります。
カンバンでワークフローを簡単に管理
チケットのステータスを更新するには、カンバン機能が最適です。
タブ表示でトラッカーの切り替えが簡単に行えます。
担当者別のカンバンでは、担当者ごとにチケットが整理され、ステータスごとに視覚的に把握できます。
カンバン機能を詳しく見る →
チケットの絞り込み・一覧表示
チケットは特定の条件で絞り込んで表示することが可能です。例えば、「今週が締め切りの自分が担当しているチケット」を絞り込むことで、優先的に対処すべきタスクが一目で確認でき、効率的な進行が図れます。
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