こんにちは。Lychee Redmineコミュニティチームです。
今回は、8月29日(金)に大阪で開催したユーザー会「Lychee mini Fun Basket 2025 夏〜打ち上げよう、プロジェクトの成功花火〜」の様子をご紹介いたします。

Lychee mini Fun Basketとは?

「Lychee mini Fun Basket」は、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」のユーザー会として毎年開催しているイベント「Lychee Fun Basket」のコンセプトはそのままに、「もっと気軽に、ユーザー様同士が学び合える夏の特別版」として企画されたイベントです。

プロジェクト管理のノウハウを共有し合い、何かヒントを持ち帰っていただくことで、参加者の皆さまのプロジェクト成功を後押しすることを目的としています。

当日は軽食やドリンクを片手に、残暑を乗り切るお祭りのような雰囲気の中で、交流と学びが生まれる時間となりました。

プログラム

  • オープニング(乾杯)
  • 名刺交換
  • Lychee Redmineの最新機能とロードマップ
  • Lychee RedmineでできるPMBOK
  • 参加者駆動型カンファレンス OST
  • 交流会

以下、当日の様子を詳しくご紹介します。

オープニング(乾杯・名刺交換)

乾杯を合図にイベントがスタート。和やかな雰囲気の中で名刺交換が行われ、初対面の参加者同士でも自然に会話が生まれました。

Lychee Redmineの最新機能とロードマップ

登壇者:プロダクトオーナー 辻 友之

プロダクトオーナーの辻より、Lychee Redmineの最新アップデートと今後の開発ロードマップについて紹介しました。
2025年は「複雑さの解消」「定着のサポート」をテーマに以下の機能をリリースし、より幅広いユーザー様に使いやすいツールを目指した改善を行いました。

  • ガントチャート5
  • チュートリアルの導入
  • 管理画面でのプロジェクトマネジメントの説明
  • 「ココミテ」開設
  • マニュアルへの導線改善

2026年以降は、以下のアップデートを予定しています。

  • プロジェクトレポート/ダッシュボードの改善
  • アラート・通知の拡張
  • 成功体験の促進
  • カンバン/バックログUI/UXの改善 など

今後は以下のアップデートに関しても引き続き開発を進めてまいります。

  • AI研究開発
  • Redmine 6.0対応
  • オンボーディング支援

より快適で効率的なプロジェクト管理を実現するため、引き続き改善に努めてまいりますので、ぜひご期待ください。

Lychee RedmineでできるPMBOK

登壇者:カスタマーサクセス 正月 聖児

プロジェクトマネジメントの世界標準「PMBOK(ピンボック)」とLychee Redmineの活用方法を結びつけて紹介しました。
PMBOKで定義されている10の知識エリアを軸に、それぞれに対応するLychee Redmineの機能を図解と画面イメージを交えて解説。

「スコープマネジメント」ではチケットの階層構造や進捗管理を、「リソースマネジメント」では工数とガントチャートの連携を紹介し、理論をツールで実践する具体的な方法をご紹介しました。

参加者駆動型カンファレンス:OST(Open Space Technology)

参加者自身がテーマを持ち寄り、自由に話し合うディスカッション形式のセッションを実施。
「チケット文化の定着」「見積もりと工数のバランス」「チームの情報共有の仕組み」など、現場の課題をテーマに意見交換が行われました。

多様なテーマが集まり、各グループで活発に議論が進む様子が見られました。ユーザー同士が課題や工夫を共有し、実務に役立つ情報を持ち帰る時間となりました。

交流会

最後は和やかな雰囲気で実施しました。軽食とドリンクを楽しみながら、Lychee Redmineの活用方法や運用の工夫などについて自由に意見交換が行われました。
開発メンバーや製品に関する具体的な要望や改善のアイデアを直接いただく場面もあり、ユーザー様と開発メンバーが近い距離で交流する時間となりました。

まとめ

Lychee Redmineコミュニティでは、今後も皆さまの声を取り入れながら、より実践的で有意義なイベントを企画してまいります。
次回の開催もどうぞお楽しみに。