「クラウド型のタスク管理ツールを無料で試してみたい」

「クラウドにはどのようなメリット・デメリットがあるのだろう」

タスク管理ツールを導入する際、機能や料金はとても重要です。
しかし、タスク管理ツールの導入形態を確認することは、機能や料金以上に重要であることはご存じでしょうか。

この記事では、導入形態のひとつであるクラウドの特徴やメリット、無料で使えるクラウド型タスク管理ツールについて解説します。

クラウド型がおすすめ?タスク管理ツールの種類と特徴

タスク管理ツールの導入形態には、大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つがあります。

この2つは大きな違いがあり、タスク管理ツール導入時にはどちらの形態が自社に適しているのか確認しましょう。

ここでは、それぞれの違いと特徴について詳しく解説します。

クラウド型

クラウド型は、システム提供会社が提供するシステムを、インターネットなどのネットワークを経由して利用する形態のことです。

インターネットに接続できる環境であれば、自宅やオフィス外など場所や距離を問わず利用できます。

導入もシステム提供会社からアカウントを提供されることで完了するものが多く、初期費用もオンプレミス型と比較して抑えることが可能です。

また、システムの維持・管理も基本的には提供会社がおこなってくれるため、ITの専門知識がなくても運用できます。

導入のしやすさや初期費用、維持管理コストの面で非常に使いやすいのが特徴です。
リモートワークなどの離れた場所で、同じプロジェクトに取り組む場合にも適しています。

オンプレミス型

オンプレミス型は、必要なプログラムをサーバーなどに構築して、自社でシステムを運用する形態です。

必要なデータをすべて自社で持っているため、組織内のイントラネットに接続できている端末であれば利用が可能です。

また、必要にあわせてカスタマイズを自由におこなうことが可能です。

しかし一方、定期的なメンテナンスやアップデートなどが必要なため、適切に維持・管理するには高いコストが必要になります。

「自社にあわせた特別なカスタマイズがしたい」「システムを運用できる専門家がいる」といった企業に向いているといえるでしょう。

クラウド型のタスク管理ツールを利用する3つのメリット

ここでは、クラウド型のタスク管理ツールを利用するメリットについて解説します。

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①オフィス外でも使用できる

クラウド型のタスク管理ツールは、インターネット環境さえあれば場所を問わずの使用が可能です。
そのため、移動中や出張先でも利用できるため、業務効率の向上が期待できます。

また、近年ではリモートワークの普及により、場所を問わずツールを利用できる環境が求められつつあります。

クラウド型のタスク管理ツールを活用することで、どこでも働ける環境を簡単に用意できる点も大きなメリットといえるでしょう。

②オンプレミス型よりコストが安い

オンプレミス型のタスク管理ツールを継続的に運用するには、サーバーやITに詳しい人員などを自社で用意する必要があります。

一方、クラウド型のタスク管理ツールの場合に必要なのは、使用料金のみです。
サーバーの用意やシステム管理は提供会社がおこなっているため、自社で用意する必要はありません。

アップデートもインターネットを経由しているため、手間なく常に最新のバージョンを利用することも可能です。

オンプレミス型にくらべて、さまざまなコストを低く抑えて運用できる点は、大きなメリットといえるでしょう。

③ITの専門知識がなくても運用できる

クラウド型のタスク管理ツールは、システムの管理はすべて提供会社がおこないます。
そのため、自社でITの専門家を用意する必要は一切ありません。

タスク管理ツールを提供する会社には、サポートが用意されている場合も多く、問題が発生してもしっかりと対応してくれます。

IT知識に不安があっても安心して導入できる点は大きなメリットです。

クラウド型のタスク管理ツールを利用する2つのデメリット

ここからは、クラウド型タスク管理ツールのデメリットについて解説します。

メリット・デメリットをしっかりと把握して、自社に最適なタスク管理ツールを選びましょう。

①セキュリティ面での不安がある

クラウド型のタスク管理ツールはインターネットを介する仕様上、どうしてもセキュリティ面で不安が残ります。

しかし、近年においてはクラウド型のタスク管理ツールもセキュリティ面は大きく強化されています。
実際に大企業や官公庁においても、クラウド型ツールは利用されているため、安全性はかなり高いといえるでしょう。

とはいえ、危険がまったく無くなるわけではありませんので、利用する際には注意が必要です。

②カスタマイズ性がオンプレミス型より低い

クラウド型タスク管理ツールには、一般的なプロジェクト管理やタスク管理に必要な機能はほとんど網羅されています。

しかしカスタマイズ性は高いとはいえず、オリジナルの機能や自社にあわせた機能を作るのには向いていません。

自社にあわせたオリジナル機能や、特別なシステムが欲しい場合はオンプレミス型が向いています。

クラウド型のタスク管理ツールが向いている環境

クラウド型のタスク管理ツールの導入に向いているのは、以下のような環境です。

  • 職場でインターネットが利用できる環境である
  • 導入コストを少しでも抑えたい
  • リモートワークを導入している
  • リモートワークを今後導入する予定がある
  • データを共有できる環境が必要
  • 自社でシステムの管理・運用が難しい
  • 導入後すぐにタスク管理ツールを利用したい

上記の条件にひとつでもあてはまる場合は、ぜひクラウド型のタスク管理ツールの導入を検討してみてください。

無料で利用できるクラウド型タスク管理ツールを6つ紹介

ここからは、無料で導入できるクラウド型のタスク管理ツールを6つ紹介します。

一度無料でクラウド型のタスク管理ツールを試して、本格導入の参考にしてください。

Lychee Redmine

Lychee Redmineは7,000社以上の導入実績を持つ、タスク管理ツールです。

タスク管理機能である「カンバン」をはじめ、ガントチャート機能やタイムマネジメント機能、リソースマネジメント機能など、プロジェクト全体の管理に必要な機能が多く備わっています。

また、多機能でありながら操作も直感的に可能で、ITに不安のある方でも問題なく操作可能です。

サポートも充実しているため、解決できない問題が発生しても手軽に問い合わせできます。

どのようなプロジェクトにも導入しやすいタスク管理ツールといえるでしょう。

フリープランは基本機能(ワークフロー・通知設定・ファイル共有・Wiki)とカンバン機能の限定された機能しか利用できませんが、有料プランはガントチャートをはじめすべての機能が利用できます。

有料プランは30日間の無料トライアル期間を提供しています。無料期間終了後も自動課金されることもないためリスクなく始められ、その価値を実感できるはずです。

プラン 月額料金 利用機能
フリー 無料
  1. 基本機能
  2. カンバン
スタンダード 900円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
プレミアム 1,400円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8.  CCPM
ビジネス[無料トライアルはこちらをお試しできます] 2,100円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8. CCPM
  9. プロジェクトレポート
  10. カスタムフィールド
  11. チケット関連図
  12. グループの階層化機能

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Jooto

引用:Jooto

Jootoは、導入のしやすさが特徴のタスク管理ツールです。

ツールの導入から定着までを徹底的にサポートしてくれるため、定着化に不安のある会社には非常におすすめといえるでしょう。

操作性もとてもシンプルで、複数のプロジェクトでも1つのダッシュボードで管理できます。
タスク管理に必要な機能もしっかりと備わっているため、機能面でも不安はありません。

4名までは無料で使えますので、Jootoでまずは小規模プロジェクトから初めてみるのもおすすめです。

Trello

引用:Trello

Trelloは拡張性に優れたタスク管理ツールです。

一番の特徴は、多くの無料プラグインが用意されている点といえるでしょう。

プラグインとは機能を追加するソフトウェアのことで、活用することによりツールを自社にあわせてカスタマイズできます。

また、Googleなどの多くのツールと連携が可能です。
そのため、すでに既存のツールを利用していても導入しやすい点も魅力です。

利用人数を問わず、基本無料で使用できます。

Asana

引用:Asana

Asanaは、世界195か国で利用されているタスク管理ツールです。

タスク管理は「ボード方式」を採用しており、全員が一目で進捗を把握できます。
また、ボード方式が見にくいと感じた場合にも、複数の表示方式に変えられる親切設計です。

200以上のアプリと連携できる点も大きな魅力といえるでしょう。

15名までは無料で利用できるプランもあるので、気になる方はぜひ一度お試しになってください。

Wrike

引用:Wrike

Wrikeは、共同作業に適したタスク管理ツールです。

プロジェクトに関する情報をすべて可視化することで、タスクの計画や進捗を1か所で確認できます。

AndroidやiOSにも対応しているため、さまざまな端末からタスク管理も可能です。

また、導入時にはコンサルティングチームによる支援を受けられるめ、定着に不安のある方でも安心して導入に踏み切れます。

5名までは無料で利用できますので、ぜひ試してみましょう。

Backlog

引用:Backlog

Backlogは、多機能が特徴のタスク管理ツールです。

基本的な管理機能にくわえて、バグ管理機能や課題管理機能など、とても多くの機能を備えています。
ソフトウェア開発をはじめ、広告代理業など幅広い業種のタスク管理に使用されています。

また操作性もよく、ツール操作に不慣れな方でも使いやすいよう画面が整理されているため安心して利用可能です。

すべての有料プランが30日間無料で利用できるので、多くの機能が必要な方は一度試してみてください。

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まずは無料でクラウド型タスク管理ツールを試してみよう

無料で使えるクラウド型のタスク管理ツールの紹介や、クラウド型ツールの特徴やメリットについて解説しました。

タスク管理ツールには導入形態として「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。

それぞれの形態にはメリット・デメリットが存在します。
しかし導入のしやすさや費用、運用コストの面から見て、インターネットを利用できる環境であれば、クラウド型のタスク管理ツールの導入がおすすめといえるでしょう。

特にLychee Redmineは、さまざまな規模のプロジェクトに対応できる汎用性の高さや導入のしやすさ、サポートが充実している点でとてもおすすめです。

多くの機能を体感できるスタンダード・プレミアムの両プランが30日間無料で利用できますので、この機会にぜひ一度体感してみてください。

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