「システム開発で手戻りが多い」
「開発メンバー間の認識がずれている気がする」

上記のようなお悩みを抱えている方は少なくありません。システム開発における業務フローは、 こうした課題を解決する上で役立ちます。

本記事では、 システム開発における業務フローの定義や重要性を解説します。システムフローとの違いや具体的な書き方、 役立つツールまで、初心者の方にもわかりやすくまとめました。

システム開発における業務フローとは

システム開発における業務フローは、プロジェクトを成功に導く上で重要な設計図です。本章では、業務フローの定義からメリット、業務フローがない場合に生じるリスクについて解説します。

システム開発における業務フローの定義と目的

システム開発における業務フローとは、システム開発プロジェクト全体の業務の流れを可視化したものです。要件定義から始まり、設計や開発、テスト、導入、運用・保守といった一連のプロセスを、誰が、いつ、何を行うのかが示されます。

業務フローを作成する主な目的は以下の通りです。

目的 詳細
開発プロセスの明確化 プロジェクト全体の流れを把握し、各フェーズの役割と責任を明確にします。
関係者間の共通認識の醸成 開発チーム、顧客はじめ関係者間で、プロジェクトの進め方について共通認識を持ちます。
問題点の早期発見 業務フローを可視化して非効率な部分やボトルネックとなっている箇所を早期に発見し、改善につなげます。
品質の向上 標準化されたプロセスに従って品質のばらつきを抑え、安定した品質を確保します。

業務フローがもたらすメリット:効率化、品質向上、コミュニケーション円滑化

業務フローを適切に設計・運用すると、システム開発において以下のようなメリットを享受できます。

メリット 詳細
開発効率の向上 各担当者の役割と責任が明確になり、作業の重複や手戻りを削減できます。また、進捗状況の把握が容易になり、プロジェクト全体の効率が向上します。
システム品質の向上 標準化されたプロセスに従えば、開発者のスキルに依存せず、一定の品質を保てます。また、テスト計画やレビュー体制を組み込むと、バグの早期発見と修正が可能です。
コミュニケーションの円滑化 業務フロー図は、開発チーム、顧客はじめ関係者間の共通言語として機能します。認識のずれを減らし、スムーズなコミュニケーションを促進します。
リスクの軽減 プロジェクトの進捗状況を可視化すると、遅延や予算超過などのリスクを早期に発見し、対応策を講じられます。

業務フローがない場合のリスクとデメリット

業務フローを定義しない状態でのシステム開発の進行は、以下のように様々なリスクを伴います。

リスク 詳細
手戻りの増加 要件定義が曖昧なまま開発が進むと、後になって仕様変更が発生し、大幅な手戻りが発生する可能性があります。
品質の低下 標準化されたプロセスがないので、開発者のスキルに品質が左右され、バグの多いシステムになる可能性があります。
コミュニケーション不足 開発チーム内や顧客とのコミュニケーションが不足し、認識のずれ発生につながります。
プロジェクトの遅延 進捗状況の把握が困難になり、計画通りにプロジェクトが進まなくなる可能性があります。
コストの増加 手戻りや品質問題の発生により、開発コストが大幅に増加する可能性があります。

こうしたリスクを回避し、システム開発を成功に導くには、適切な業務フローの設計と運用が不可欠です。

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システムフローと業務フロー|違いを理解して効果的な使い分け

システム開発を進める上で、システムフローと業務フローはどちらも重要な概念です。しかし、目的や対象範囲、表現方法には違いがあります。

各々の違いを理解した上で、状況に応じた適切な使い分けを行えば、より効果的なシステム開発を進められます。本章では、システムフローと業務フローの違いについて詳しく解説します。

システムフローとは?システム内部の処理の流れを可視化

システムフローとは、システム内部におけるデータの流れや処理の手順を可視化したものです。入力されたデータがどういった処理を経て、いかなる結果を出力するのかを図式的に表します。

システムフロー図を用いるのは、主にプログラマーやシステムエンジニアです。システムを設計・開発する際に、処理の流れを正確に把握し、効率的なコーディングを行う上で活用されています。

以下に、システムフローの主な役割・メリットをまとめました。

  • システムの全体像を把握しやすくなる
  • 処理のボトルネックや改善点を発見しやすくなる
  • 開発チーム内でのコミュニケーションを円滑にする
  • ドキュメントとしての役割も果たす
  • テストケースの作成に役立つ

システムフローを作成すれば、システムの理解が深まり、開発、運用、保守の効率化につながります。

業務フローとは?業務全体の流れを可視化

業務フローとは、企業における一連の業務の流れを可視化したものです。業務プロセス全体の把握や改善点の発見を主な目的としています。

システム開発においては、システム化する業務範囲を明確にしたり、システムに求められる機能を定義したりする際に用いられます。業務フロー図は、業務に関わる担当者全員が共通認識を持ち、スムーズな連携を実現する上で役立つものです。

また、業務フローを図式化すれば、業務のボトルネックや無駄な工程を洗い出し、業務改善につなげられます。

違いを一覧表で比較:目的、対象範囲、表現方法

システムフローと業務フローの主な違いを、以下の表にまとめました。

比較項目 システムフロー 業務フロー
目的 システム内部の処理の流れを理解する 業務全体の流れを理解し、改善点を見つける
対象範囲 システム内部の処理 企業における一連の業務
表現方法 DFD(データフロー図)など、システム指向の記号を用いる フローチャートなど、業務プロセスを表現しやすい記号を用いる

状況に応じた使い分け:システム開発における活用例

システム開発の各段階において、システムフローと業務フローは異なる役割を果たします。以下に、各段階における具体的な活用例を解説します。

段階 活用例
要件定義段階 業務フロー図を用いて、システム化する業務範囲を明確にし、ステークホルダー間で共通認識を醸成します。システムに求められる機能を定義し、非効率な業務プロセスを洗い出せば、改善提案につなげられます。
設計段階 システムフロー図を用いて、システム内部のデータの流れ、処理ロジック、コンポーネント間の連携を詳細に設計します。データベース設計、インターフェース設計、セキュリティ設計など、システム全体のアーキテクチャを構築します。
開発段階 システムフロー図を詳細な設計書として、プログラマーがコーディングを行います。システムの各モジュール間の連携やデータ処理の流れを正確に理解し、効率的なコードを作成します。
テスト段階 業務フロー図とシステムフロー図を照らし合わせながら、システムが要件通りに動作するか、業務プロセス全体を通して検証します。テストケースの作成、テストデータの準備、テスト結果の分析など、品質保証活動を行います。
運用段階 業務フロー図を用いてシステムの運用状況を監視し、ボトルネックとなっている箇所や改善点を見つけます。パフォーマンス改善、リソース最適化、障害対応など、システムの安定稼働を維持します。

上表のように、システム開発のライフサイクル全体を通して、システムフローと業務フローを適切に使い分けると、より効率的で高品質なシステム開発を実現できます。各々の特性を理解し、状況に応じて使い分けるのがポイントです。

2つの図を連携させれば、より効果的なシステム開発が可能です。

業務フロー図の書き方講座

本章では、システム開発に役立つ業務フロー図の書き方を、初心者にもわかりやすく解説します。

業務フロー図の基本要素:開始・終了、処理、判断、データ

業務フロー図は、業務の流れを可視化する上で役立つツールです。効果的な業務フロー図を作成するには、基本要素の理解が必要不可欠です。

以下に、業務フロー図を構成する主要な基本要素をまとめました。

基本要素 詳細
開始・終了 業務の開始と終了を示す要素です。開始は業務の起点を示し、終了は業務の終点を示します。
処理 業務における具体的な作業やタスクを表します。例えば、「データの入力」「書類の作成」「承認申請」などが該当します。
判断 業務のプロセスにおける意思決定や条件分岐を表します。「〇〇かどうか」といった条件によって、後の処理が分かれる場合に用います。
データ 業務で使用するデータや情報を表します。例えば、「顧客情報」「申請書」「報告書」などが該当します。

こうした要素を適切に組み合わせると、業務の流れを正確かつわかりやすく表現できます。

記号と線で表現する業務の流れ:図記号の意味と使い方

業務フロー図では、各要素を特定の記号で表現し、線でつなぐことで業務の流れを示します。一般的に使用される記号と意味、使い方を以下の表にまとめました。

記号 名称 意味 使い方
開始・終了 業務の開始と終了 フローの最初と最後に配置
処理 具体的な作業やタスク 作業内容を簡潔に記述
判断 条件分岐や意思決定 条件を記述し、Yes/Noで分岐
データ データの入出力 使用するデータを記述
フロー 業務の流れ 各記号をつなぎ、処理の順序を示す
外部結合子 業務フローを分割して表現する際に使用 業務フローが複数ページにわたる場合や、一部の処理を別の業務フロー図に分割する場合に使用する

こうした記号を使用すれば、誰が見ても理解しやすい業務フロー図を作成できます。なお、フローの向きを示す線は、上から下、左から右へ引くのが原則です。

業務フロー図作成時の手順

実際に業務フロー図を作成する際の手順を以下に示します。

手順 詳細
1. 目的の明確化 なぜ業務フロー図を作成するのか、目的を明確にします。例えば、「業務の改善点の発見(例:リードタイムの短縮、コスト削減)」「新人教育用のマニュアル作成」「システム化の検討」などが挙げられます。
2. 関係者の洗い出し 業務に関わる担当者や部署を洗い出します。
3. 業務タスクの洗い出し 業務の開始から終了まで、必要なタスクをすべて洗い出します。
4. 流れの整理 洗い出したタスクを、実際の業務の流れに沿って整理します。
5. 図の作成 整理した流れをもとに、適切な記号を用いて業務フロー図を作成します。
6. レビュー 作成した図を関係者でレビューし、修正点や改善点があれば修正します。

上表に示した手順を踏めば、より実用的で効果的な業務フロー図を作成できます。作成前に目的を明確にしておくと、図の完成度を高められます。

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見やすく正確な業務フロー図を作成するコツ

見やすく正確な業務フロー図を作成すると、認識の齟齬を防ぎ、スムーズな開発を促進できます。本章では、業務フロー図を作成する際に押さえておきたいコツを4つ紹介します。

前提条件を統一する

業務フロー図を作成する前に、関係者間における前提条件の共有や認識の統一が重要です。曖昧な前提は、後々の手戻りにつながります。

例えば、以下のような項目について明確にしておきましょう。

項目 詳細
業務範囲 フロー図に落とし込む業務範囲(開始と終了のトリガー、例外処理の範囲も含む)
登場人物/システム 開発メンバー(システム)の責任範囲や権限、インターフェース
使用するシステム バージョン、連携API、制約事項を踏まえた利用システム
データの流れ 形式、データの変換処理、データの保管場所を踏まえたデータの流れ
関連システム 関連するシステムや外部サービスとの連携方法 (API連携、ファイル共有、手動連携)
用語定義 使用する専門用語や略語の定義と共通理解の促進

こうした前提条件をドキュメントとして明文化し、関係者全員で共有・合意しておくと、より一貫性のある、実用的な業務フロー図を作成できます。 前提条件のドキュメントへのリンクを業務フロー図に埋め込むと、さらに理解が深まります。

時系列や分岐を明確にする

業務フローは、時間の流れに沿って進行します。そのため、時系列を意識し、業務の順序を明確に記述しましょう。スイムレーン図を使用すると、担当者やシステムごとの処理の流れを視覚的に区別できます。

また、条件によって処理が分岐する場合は、判断記号を用いて分岐点を明確に示しましょう。例えば、「〇〇の場合、Aへ。それ以外はBへ」のように、条件と処理の流れをわかりやすく記述します。

複雑な分岐処理の場合は、フローチャートを分割したり、サブルーチンとして独立させたりするのも効果的です。各分岐点では具体的な条件を記述した上で、処理の進み方を明確にしておきましょう。

時系列と分岐を明確にすると、業務の流れがスムーズに理解でき、誤解や混乱を防げます。 図中の矢印は、明確な方向を示すように記述し、交差を避けるように配置しましょう。

フローの粒度を揃える

業務フロー図を作成する際、詳細すぎる記述や、かえって大雑把すぎる記述は避けましょう。フローの粒度を揃えると、図全体のバランスが良くなり、見やすさが向上します。

例えば、ある処理は詳細に記述し、別の処理は簡略化して記述すると、図の整合性が損なわれ、理解が難化します。各工程の重要度や複雑さに応じて、適切な粒度で記述するように心がけましょう。

粒度を調整する際には、以下の点の考慮が大切です。

  • 対象読者: 図を見る対象(経営層、開発者、運用担当者など)
  • 利用目的: 図を使う目的(要件定義、設計、運用手順書など)

対象読者や利用目的に合わせた粒度の調整が重要です。例えば、経営層向けには高レベルな概要を示す図を、開発者向けには詳細な処理手順を示す図を作成します。

必要に応じて、詳細な処理は別の図に分割し、ハイパーリンクで関連付けましょう。全体の見やすさを維持しながら、詳細な情報を提供できます。

他の資料と連携しやすくする

業務フロー図は、他の資料(要件定義書、設計書、テスト仕様書など)との連携により、さらに効果を発揮します。

例えば、業務フロー図の各処理に関連する資料へのリンクを埋め込んだり、資料内で業務フロー図を参照したりしましょう。情報の整合性を保ち、効率的な情報共有を実現できます。

業務フロー図を単独で完結させるのではなく、他の資料との連携を意識すると、システム開発全体の品質向上に貢献します。具体的には、以下の方法で連携の強化が可能です。

方法 詳細
IDの付与 各処理に一意なIDを付与し、他のドキュメントから参照できるようにする。
メタデータの付与 各処理に関連する情報(担当者、システム、データなど)をメタデータとして付与する。
変更履歴の管理 変更履歴を記録し、いつ、誰が、どういった変更を行ったのかを追跡できるようにする。
バージョン管理 バージョン管理システムを利用して、図の変更履歴を管理する。

こうした対策を行うと、業務フロー図のトレーサビリティを確保し、変更による影響範囲の特定が円滑化します。また、図のレビュープロセスを設け、関係者からのフィードバックを反映すれば、図の品質を向上させられます。

業務フロー図作成に役立つツール紹介|効率的な図で開発を加速

システム開発の効率化に欠かせない業務フロー図は、手書きでの作成も可能です。しかし、専用のツールを活用すれば、見やすく正確で、共有しやすい図を簡単に作成できます。

本章では、業務フロー図の作成に役立つツールを、無料ツールから有料ツールまで紹介します。

無料ツールから有料ツールまで:目的別おすすめツール

業務フロー図作成ツールは、無料のものから高機能な有料のものまで、様々な種類があります。自社の規模や目的に合わせて、最適なツールを選びましょう。

ツール名 ツール名 特徴 おすすめポイント
Lucidchart 無料(有料プランあり) 豊富なテンプレート、リアルタイム共同編集、多様なエクスポート形式 直感的な操作性で、初心者でも簡単に美しい業務フロー図を作成可能。チームでの共同作業にも最適。
Cacoo 有料(無料トライアル期間あり) リアルタイム共同編集、豊富なテンプレート、プロジェクト管理機能 チームでの共同作業に特化。プロジェクト管理機能も搭載しており、開発全体の効率化に貢献。
Microsoft Visio 有料(無料トライアル期間あり) 豊富な図形、高度なカスタマイズ性、Microsoft Officeとの連携 高度な図を作成したいプロフェッショナル向け。Microsoft Office製品との連携もスムーズ。
GitMind 無料(有料プランあり) 豊富な図形、シンプルな操作性、オンラインで利用可能 無料で基本的なフローチャート作成が可能。手軽に始めたい方におすすめ。
draw.io 有料(無料トライアル期間あり) 豊富な図形、多様なエクスポート形式、オフラインでも利用可能 無料でありながら高機能。様々なプラットフォームで利用できるので、汎用性が高い。

オンラインとオフライン:ツールの選び方

業務フロー図作成ツールには、オンラインで利用できるクラウド型と、PCにインストールして利用するオフライン型があります。以下に、各々の特徴をまとめました。

タイプ メリット 注意点 おすすめのケース
オンライン(クラウド型) リアルタイム共同編集、場所を選ばずにアクセス可能、自動バックアップ インターネット環境が必要、セキュリティ面への配慮が必要 チームでの共同作業が多い場合や、外出先での作業が多い場合におすすめ
オフライン(インストール型) インターネット環境がなくても利用可能、セキュリティ面で安心 共同編集が難しい、バージョン管理が煩雑 セキュリティを重視する場合や、オフライン環境での作業が多い場合におすすめ

ツール活用で業務効率アップ:共有、編集、バージョン管理

業務フロー図作成ツールを導入すると、以下の効果が期待でき、業務効率の大幅な向上につながります。

効果 詳細
共有の効率化 作成した図をチームメンバーと瞬時に共有し、フィードバックをリアルタイムで収集できます。
編集の効率化 直感的なドラッグ&ドロップ操作で、誰でも簡単に図を編集・修正できます。複雑な操作は不要です。
バージョン管理の効率化 変更履歴を自動的に管理し、常に最新の状態を保てます。過去のバージョンへのロールバックも容易です。
コラボレーションの促進 複数メンバーが同時に編集できるので、チーム全体のコラボレーションが向上し、より創造的なアイデアが生まれます。

こうした機能により、手戻りを劇的に減らし、コミュニケーションのボトルネックを解消し、開発スピードを飛躍的に向上させられます。チーム全体が作業プロセスをより明確に理解し、マニュアルなどの関連ドキュメントをより効果的に作成できるだけでなく、プロジェクト全体の透明性と可視性が向上します。

さらに、テンプレートを活用すれば、標準化された高品質な図を素早く作成できます。

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業務フローを正しく設計しシステム開発をスムーズに進めよう

システム開発における業務フローは、プロジェクトを成功に導く上で重要な基盤です。

本記事で紹介したポイントを踏まえ、自社のシステム開発プロジェクトに最適な業務フローを設計し、関係者全員で共有しましょう。手戻りを減らし、スムーズな開発や高品質なシステム、顧客満足度の向上につながります。

業務フロー設計後、実際にプロジェクトを進めていく際は、プロジェクト管理ツールの導入も効果的です。数あるプロジェクト管理ツールの中でも、Lychee Redmineの利用をおすすめします。

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