「仕事で抜け漏れが多くミスが目立つ」
「毎回、次に何の仕事をするのか、思い出すことに時間を使っている」

日々の業務を進めていく中で、このようにタスクをうまく管理できずにお悩みの方は多いのではないでしょうか。自分の頭の中だけでタスクを管理しようとすると、忙しくなればなるほど管理しきれなくなり、ミスを誘発してしまうこともあります。

本記事ではタスク管理に役立つチェックリストツールについて、導入メリットやおすすめのツールをご紹介します。この記事を参考にチェックリストツールを導入し、上手にタスク管理を行いましょう。

チェックリストツールとは

チェックリストツールとは、タスク内容や期日などをリスト化したチェックリストを、Web・アプリ上で作成できるツールです。作業内容をリストにまとめて視覚化すれば、タスクの抜け漏れ防止につながります

さらに、チェックリストを活用すれば、次に何をやるべきかが明確になり、作業効率を高めることも可能です。日々自分が行っている業務をふりかえる材料としても有用です。

チェックリストツールの導入メリット

チェックリスト自体は、アナログな方法でも作成が可能です。しかし、チェックリストツールを導入すると以下のメリットが得られます。

  • どこからでもチェックリストの作成・編集が可能
  • 過去のチェックリストを一元管理できる
  • カレンダーとの連携やプロジェクトごとのタスク管理が可能

それぞれ説明します。

どこからでもチェックリストの作成・編集が可能

インターネット接続があれば、どこでもチェックリストの作成や編集が可能です。オフィス・自宅・外出先など、どの場所でもタスクやアイデアを迅速に記録し、整理できます。

チェックリストが常に最新の状態で身近にあることは、作業効率の向上につながります。

過去のチェックリストを一元管理できる

過去に作成したチェックリストやタスクを一元管理できるのも利点です。これにより、過去のプロジェクトやタスクの履歴を参照したり、再利用したりすることが可能です。

また、過去のタスクの見直しや改善点の特定にも役立ちます。

カレンダーとの連携やプロジェクトごとのタスク管理が可能

チェックリストツールは、カレンダーと連携した機能やプロジェクト別のタスク管理機能を備えていることがあります。

多くのチェックリストツールは、Googleカレンダーなどのカレンダーアプリと連携できます。これにより、ユーザーはタスクの締切や優先度を設定し、カレンダーにスケジュールを入力することが可能です。また、プロジェクトごとにタスクをグループ化して進行状況を一目で確認できます。

タスクの優先順位を明確にすることは、効果的なタスク管理や遂行につながります。

チェックリスト機能を備えたプロジェクト管理ツール3選

タスクやプロジェクト管理に便利な、チェックリスト作成機能付きのツールを紹介します。

これらのツールは、チェックリストの作成・管理だけでなく、より高度なタスク・プロジェクト管理にも利用できます。すべてのツールには無料の試用プランがありますので、気になったツールがあればそれらを試してみましょう。

1.Lychee Redmine

Lychee Redmine

プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」を使ってみる。(30日間無料・自動課金なし)

Lychee Redmineは、オープンソースであるRedmineをベースにしたプロジェクト管理ツールです。カスタマイズ性に優れ、設定項目としてチェックリストを作成できます。他ツールを比較してもわかりやすいUIが特徴で、チェックリストでよくある更新忘れの防止にもつながります。

何人でも無料で使えるフリープランも用意されているので、チームで使い始めたい方におすすめです。また、チェックリストの他にも細かな入力項目の設定が可能なため、タスクに基づいた情報管理が容易です。

かんばんタスクによるタスクの可視化や、ガントチャートでの進捗管理もでき、タスク管理・プロジェクト管理の双方で高いパフォーマンスを発揮してくれます。加えて、オープンソースのRedmineにはない充実したサポートがあり、IT初心者でも安心して利用が可能です。

プラン 月額料金 利用機能
フリー 無料
  1. 基本機能
  2. カンバン
スタンダード 900円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
プレミアム[★一番人気] 1,400円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8.  CCPM
ビジネス 2,100円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8. CCPM
  9. プロジェクトレポート
  10. カスタムフィールド
  11. チケット関連図
  12. グループの階層化機能

2.Trello

引用:Trello

Trelloはシンプルで見やすさを重視したタスク管理ツールです。各タスクをカードに見立て、プロジェクトのボードにカードを貼りつけて管理することで、プロジェクト内で現在どのタスクが動いているのかを視覚的に把握することが可能です。

チェックリストもボードに貼りつけ、常に可視化できる状態で管理できます。

プラン 月額料金 機能の一例
FREE $0 ・無制限のカード
・ワークスペースあたり最大 10 枚のボード
・1ボードにつき無制限の Power-Up
・無制限のストレージ(10MB/ファイル)
STANDARD $5 ・FREEプランのすべてに加えて
・ボードを無制限に使用
・詳細チェックリスト
・カスタム フィールド
・無制限のストレージ(250MB/ファイル)
PREMIUM $10 ・STANDARDプランのすべてに加えて
・ビュー: カレンダー、タイムライン、テーブル、ダッシュボード、マップ
・ワークスペース ビュー: テーブルとカレンダー
・ワークスペースのコマンドの実行が無制限
・管理者とセキュリティの各機能
ENTERPRISE $17.5 ・PREMIUMプランのすべてに加えて
・無制限に使えるワークスペース
・組織全体の権限
・公開範囲が組織のボード
・公開ボード管理

3.Jooto

引用:Jooto

Jootoは、多数のテンプレートとマニュアルを備えたプロジェクト管理ツールです。チェックリストの作成に関するマニュアルは画像付きで公開されており、IT初心者でもすぐに使いこなすことが可能です。

さらに無料の導入サポートも提供しているため、サポートを重視する方にはおすすめです。

プラン 料金(月額) ユーザー数 機能 容量
無料 0円 4 基本機能+
データエクスポート過去30日
行動履歴過去30日
10MB
スタンダード 417円/1ライセンス(年払い)
500円/1ライセンス(月払い)
1~ 基本機能+
データエクスポート過去1年
行動履歴過去1年
5GB/1ライセンス
エンタープライズ 980円/1ライセンス(年払い)
1,300円/1ライセンス(月払い)
1~ 基本機能+
データエクスポート無制限
行動履歴無制限
10GB/1ライセンス

チェックリスト単体のツール5選

次に、無料で使えるチェックリストのWebツール3選を紹介します。

1.Todoist

引用:Todoist

Todoistは見やすいデザイン性とシンプルな操作性が特徴のチェックリストツールです。タスクごとにラベルや優先度を設定できることに加え、進捗状況をグラフ表示する機能が備わっているため、視覚的なタスク管理がしやすくなっています。

操作性についてもタスクの入力値がわかりやすく、ルーティンタスクの一括登録機能もあるため、IT初心者の方でも扱いやすい点が魅力です。また、シンプルな作りのため画面の読み込み速度が速く、表示に時間がかかることもありません。

プラン 料金(月額) プロジェクト上限 共有者数 主な機能 ファイル容量
無料 0円 5 5/1プロジェクト 優先度
ラベル
コメント
連携機能
タスクアーカイブ
メールでのタスク追加
テンプレート
5MB
プロ 338円(年払い)
448円(月払い)
300 25/1プロジェクト 無料+
リマインダー
テーマ
自動バックアップ
優先サポート
100MB
ビジネス 558円(年払い)
658円(月払い)
500 50/1プロジェクト プロ+
高度な共有、管理・セキュリティ機能
100MB

2.Toodledo

引用:Toodledo

Toodledoは、カスタイマイズ性に優れタスク管理における様々な機能を包括したタスク管理ツールです。単にタスクを登録しチェックリストを作成するだけではなく、各チェック項目を自分で設定でき、タスクごとに必要な情報のチェックが可能です。

アウトライン機能を利用してプロジェクト内のタスクを登録しておけば、プロジェクト管理ツールとしての使い方もできます。また、習慣を管理する機能も備わっているため、業務における好習慣を継続し、生産性を向上にもつながります。

プラン 料金(月額) リスト数 アウトライン数 習慣機能数 主な機能
Free 0円 30 30 5 タスク登録無制限
定期タスク
タスクノート
簡易アラーム
Standard 約328円($2.99) 100 100 20 Free+
サブタスク
グラフ
カスタムリスト
カスタムアラーム
Plus 約548円($4.99) 無制限 無制限 無制限 Standard+
ファイル容量10GB
メールでのタスク追加
優先サポート
Business 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ

3.Any.do

引用:Any.do

Any.doはシンプルでチーム内での情報共有に強いタスク管理ツールです。Any.doは世界中で利用されており、様々なOSやWebブラウザに対応しています。広く利用されているだけあり、操作性も誰でもわかりやすいシンプルさが魅力です。

Any.doではチェックリストを他者と共有し、タスクの割当やチャットが行える機能が備わっています。少人数のチーム内でタスクを進める際に使いやすいツールです。

プラン 料金(月額) 主な機能
Free 0円 シンプルなタスクリスト
カレンダーガジェット
買い物リスト作成
多機能リマインダー
タスク共有
各デバイス間での同期
Premium 約658円($5.99) Free+
タスクの色付け
テーマのカスタマイズ
位置情報連動型リマインダー
繰り返しタスクのカスタマイズ
添付ファイル無制限

4.Microsoft To Do

引用:Microsoft To Do

Microsoft To Doは、Microsoft アカウントと連携できるタスク管理アプリです。タスクをリスト化して優先順位を設定し、期限を追加できます。

また、ユーザーはタスクをカテゴリ分けしてグループ化することも可能です。

5.Google Tasks

引用:Google Tasks

Google Tasksは、Googleアカウントと連携して使用できるシンプルなタスク管理ツールです。ユーザーはタスクを作成し、リストに整理して管理できます。

GoogleアカウントがあればGmail・Googleカレンダー・Google Keepなどの他のGoogleサービスとの連携が可能です。特にGoogleカレンダーとの連携は有用で、カレンダーから直接タスクを追加できます。

チェックリストツールを使ってタスクの抜け漏れを防止しよう

チェックリストツールは、Webやアプリ上でタスク管理に適したチェックリストを作成するための便利なツールです。これにより、タスクの抜け漏れを防止し、業務の効率化を図ることが可能です。

無料で利用できるチェックリストも有用ですが、さらに高度なタスク管理やプロジェクト管理が必要な場合は、チェックリスト機能を備えたタスク・プロジェクト管理ツールの導入をおすすめします。

中でもLychee Redmineは、タスク・プロジェクト管理に必要な機能が全て揃っており、導入企業も 7,000社以上の実績があります。

有料プランは30日間の無料トライアル期間を提供しており、無料期間が終了しても自動的に課金されることはありません。チームの仕事をより効率化したい方は、ぜひご検討ください。

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