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ガントチャートはプロジェクトの進捗を管理するのに、とても便利なツールです。

とはいえ、ガントチャートは種類が豊富です。
「どれを使えばわからない…」といった悩みを抱える、プロジェクト管理の初心者も多いのではないでしょうか。

そこで今回はガントチャートの機能やメリット、おすすめのツールについて解説します。
また、Excelのガントチャートツールでプロジェクト管理する方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ガントチャートの3つの基本機能

ガントチャートは、エンジニアであり経営コンサルタントであるヘンリー・ガントによって考案された、プロジェクトを進捗管理するためのツールです。

ここでは、ガントチャートの基本的な機能である以下の3つについて解説します。

  1. プロジェクト全体の進捗を可視化できる
  2. プロジェクトの進捗状況を開発メンバーで共有できる
  3. スケジュール調整がしやすくなる

詳しくみていきましょう。

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プロジェクト管理はチームの人数やタスク数が多くなるほど複雑になり、全体像の把握が難しくなりますよね。 誰がどこまで進捗したのかわからなかったり、タスクの見落とし.....

①プロジェクト全体の進捗を可視化できる

ガントチャートは、縦軸にタスクや担当者、開始日などプロジェクトを構成する情報、横軸には時間が設定され各タスクのスケジュールがひと目でわかるように表示されています。

そのため、ひと目で直感的にプロジェクト全体の把握が可能です。

②プロジェクトの進捗状況を開発メンバーで共有できる

ガントチャートは責任者だけではなく、開発メンバー全員で共有できます。

開発メンバー全員が、プロジェクトの進捗を常に把握することが可能です。

③スケジュール調整がしやすくなる

ガントチャートを使えば、タスク同士の関連性や影響度が非常にわかりやすくなります。

トラブル発生時の細かなスケジュール調整もしやすく、進捗の遅れなどの悪影響を最小限におさえることが可能です。

ガントチャートを導入する4つのメリット

ガントチャートを導入する4つのメリットについて、以下の内容で解説します。

  1. プロジェクトの全体像が把握できる
  2. プロジェクトが適切か計画段階で確認できる
  3. 問題に対して迅速に対処できる
  4. メンバーのモチベーションやチームワーク向上に期待できる

詳しくみていきましょう。

①プロジェクトの全体像が把握できる

ガントチャートには、プロジェクト進行の流れや担当者、各タスクのつながりなど、すべて網羅されて可視化されています。
プロジェクト開始から完了までの情報です。

プロジェクトの全体像がひと目で把握可能です。

完了した「タスクの色を変える」「変更発生時はすぐに反映させる」といった管理を適切におこなうことで進捗率もすぐに把握できます。

このようにガントチャートは管理者と開発メンバー双方にとって必要不可欠なツールといえるでしょう。

②プロジェクトが適切か計画段階で確認できる

ガントチャートは、プロジェクト開始前に作成します。

「作業工数や順番が問題ないか」「タスクの抜け漏れがないか」「スケジュールに問題がないか」などを計画段階で確認可能です。

また開発メンバーへのタスクの配分量も可視化されるため、適切なリソース調整がしやすく、メンバー間における不公平感の軽減ができるでしょう。

③問題に対して迅速に対処できる

ガントチャートを作っていれば、事前に問題になりそうな箇所の把握が可能です。

管理者のみならず開発メンバー全員が状況を把握しています。
よって、予期せぬ問題が発生したとしても早期に発見できるでしょう。

問題の対処に関しても、全員が作業内容を把握しているため他メンバーもフォローしやすくなります。
結果、迅速な問題解決が可能となるため、影響も最小限におさえることが可能です。

④メンバーのモチベーションやチームワーク向上が期待できる

ガントチャートにおける情報共有により、担当タスクがプロジェクトに与える影響や他のタスクとのつながりが明確になります。

結果、開発メンバーは自身の重要性をはっきりと認識ができるようになるため、モチベーションの向上が期待できます。

くわえて、他メンバーの状況を全員が把握できるようになるため、メンバー同士の相互フォローも期待できるようになるでしょう。

ガントチャート導入のデメリット

ガントチャートは多くのメリットがある反面、以下のようなデメリットが存在します。

  • 仕様の変更や追加に対応しにくい
  • 常に最新の状態にしなければならず手間がかかる
  • 情報を詰め込みすぎるとツールによっては見づらくなる

特に、大きなデメリットといえるのが「仕様の変更や追加に対応しにくい」点です。

ガントチャートは「進行途中における追加や変更はない」という前提の元、プロジェクト開始前にすべての計画を決定します。

そのため、近年アプリなどの開発に多く取り入れられている「仕様の追加や変更を前提とした開発手法」いわゆるアジャイル開発の進捗管理には適していません。

プロジェクト管理で使いやすいガントチャートの選定ポイント

プロジェクト管理で使いやすいガントチャートの選定ポイントは次の通りです。

  • プロジェクトのメンバー間で進捗を共有しやすいものを選ぶ
  • 各タスクの担当者がわかるようになっているものを選ぶ
  • ドラッグ&ドロップでチャートを自由に移動したり、長さを変えたりできるなど操作が簡単なツールを選ぶ

最近ではクラウド型のガントチャートも多いので、プロジェクトの進捗を共有しやすくなりました。

各タスクの担当者がガントチャート上に表示されると、タスクの進捗が進んでいない場合に、担当者に状況をたずねやすいのもメリットのひとつです。

またプロジェクト進捗の妨げになっているタスクを見つけて、原因について担当者と話し合うこともできます。

ガントチャートの操作が簡単だと、チーム全員で使うことが可能です。
プロジェクトの進捗が更新されやすくなります。

プロジェクト管理のためのガントチャートおすすめ10選

おすすめのガントチャートを紹介します。
プロジェクト管理をおこなうにあたり、使いやすいサービスを選びましょう。

①Lychee Redmine|優れた操作性と充実した機能でプロジェクト管理に最適

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Lychee Redmine ガントチャートLycheeRedmineの特徴は、直感的でわかりやすい操作性だけでなく、次のような充実した機能を備えていることです。

ユーザー無制限、用量20GBのスタンダードプランを30日間無料で試すことができます。

  • マイルストーン
  • ベースライン
  • クリティカルパス
  • タスクの親子関係

どれもガントチャート上に表示できれば、プロジェクトの管理を効率化できる魅力のある機能です。

操作性に関してはドラッグ&ドロップでチャートを伸縮させたり移動させたりして簡単に日程調節できます。

プラン 月額料金 ユーザー数 チケット数 機能
フリー 0円 無制限 5,000件 タスク管理
カンバン
ファイル共有
スタンダード 800円 無制限 無制限 タスク管理
ガントチャート
カンバン
ファイル共有
プレミアム 1,200円 無制限 無制限 スタンダード+
工数リソース管理
EVM
コスト管理
CCPM

ITツールに詳しくなく人でも、すぐに使えるようになるのでおすすめです。

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ガントチャートはプロジェクトの進捗を管理するのに、とても便利なツールです。 とはいえ、ガントチャートは種類が豊富です。 「どれを使えばわからない…」.....

②みんなでガント.com|ToDoリストを使ってプロジェクトが管理をできる

引用元:みんなでガント.com

みんなでガント.comの特徴は、ガントチャートと一緒にToDoリストでタスクを管理できる点です。

ToDo管理の場合は、タスクを一覧に並べて横軸にタスクの詳細が記されます。

検索機能もあるので、大量のタスクのなかから、目的のタスクをすぐに取り出したい場合に便利です。

③Backlog|プロジェクトの表示期間が切り替えられる

引用元:Backlog

Backlogのガントチャートは、色分けされたチャートを自由に動かしたり、伸ばしたりしてプロジェクトを管理できます。

表示期間を1ヶ月~6ヶ月で変えられるのも魅力。
表示期間を6ヶ月にすると、プロジェクトの全体を確認しやすくなります。

一方で1ヶ月に設定すると、ガントチャートの細かい部分を修正するときに便利です。

④jooto|シンプルな機能でプロジェクトを管理できる

引用元:jooto

jootoの特徴はシンプルで使いやすいことで、ガントチャートだけではなく、カンバンも使えるのが魅力です。

さらにユーザー4人までだと、無料で基本機能のすべてを使えます。

プロジェクトの規模に応じて有料プランに移行できるようになっているので、はじめてプロジェクト管理に携わる人でも採用しやすいツールです。

⑤wrike|プロジェクト関係者の情報共有が簡単

引用元:wrike

wrikeのガントチャートの特徴は、プロジェクト関係者への情報共有が簡単なことです。

ガントチャートのスナップショットを作成して、URLリンクを送信すると、wrike利用者以外ともガントチャートを共有できます。

クライアントへのプレゼンの際に便利な機能です。

⑥planio|スマートフォンでもプロジェクトを管理できる

引用元:planio

planioは、オープンソースソフトウェアのRedmineをベースに作られたガントチャートです。

planioは、スマートフォンでも利用することが可能です。
Android用とiPhone用のどちらのアプリも準備されていて、無料でダウンロードできます。

モバイルアプリで操作ができるので、外出先のちょっとした時間にガントチャートに簡単な変更をくわえたり、進捗を確認したりできて便利です。

⑦Elegantt for Trello|カレンダーと連携してプロジェクトが管理できる

引用元:Elegantt for Trello

Elegantt for Trelloは、プロジェクト管理ツールのTrelloにガントチャートの機能を付与するGoogleChrome拡張機能です。

GoogleカレンダーやiCalendar、Outlookといった他のカレンダーアプリと同期ができるのが特徴です。

例えば、GoogleカレンダーとElegantt for Trelloを同期すれば、携帯でもプロジェクトの予定確認が容易になります。

常にプロジェクトの状況を把握した人には、おすすめのガントチャートです。

⑧teamgantt|カンバンやカレンダーへの切り替えが可能

引用元:teamgantt

Teamgantのガントチャートの特徴は、ガントチャートからカンバンやカレンダーへの切り替えができることです。

カンバンへの切り替えができると、タスクの進捗段階を項目別に確認できるメリットがあります。

また、カレンダー上でプロジェクトの進捗を確認できると、会議やクライアントへのプレゼン予定との調整がしやすいです。

⑨Instagantt|プロジェクト内のタスクのつながりがわかりやすい

引用元:Instagantt

Instaganttの特徴は、ドラッグ&ドロップでチャートをつなげることで、各タスクの依存関係をわかりやすくできることです。

ガントチャートの左側には、各メンバーの名前と一緒に進捗の達成度を表すパラメーターも表示されます。

プロジェクトの進捗をタスクごとにわかりやすい状態で確認できるので、工程をしっかりと管理していきたい人におすすめです。

⑩Brabio!|プロジェクトの人的リソース管理がしやすいガントチャート

引用元:Brabio!

Brabio!のガントチャートは、直感的な操作性で誰にでも使いやすいガントチャートです。

さらに、ガントチャートと一緒にメンバーの抱えるタスクの状況を棒グラフで確認できるのも魅力。

メンバーのリソース管理にも使えます。

Excelファイルとしても出力できるので、誰とでもデータ共有もできて便利です。

Microsoft Excel(エクセル)のガントチャートツールでプロジェクト管理する方法

引用元:Microsoft

ここではExcelのガントチャートを使って、プロジェクトを管理する方法を紹介します。

Microsoft社のサブスクリプションであるOffice365に加入している方は、Excel専用のガントチャートをダウンロードするとよいでしょう。

Excelにガントチャートを無料で導入する方法も紹介しますので、参考にしてください。

有料のOffice365に申し込んでガントチャートをダウンロードする

Microsoft Office365に加入している方は、Microsoft社の「日付管理ガントチャート」を使うとExcelでもガントチャートが使えます。

現在はExcel上でも共同作業ができるので、複数のユーザーがガントチャートを共有して、リアルタイムでプロジェクト進捗の追跡が可能。

Microsoft Office365は有料なので、もし無料でExcelにガントチャートを導入したい場合は、次をご覧ください。

無料のテンプレートを利用する

無料でExcelにガントチャートを導入するには、テンプレートを利用するとよいでしょう。

Excelには、次のような無料のガントチャート用テンプレートがあります。

Excelでガントチャートの自作も可能です。

しかし、慣れない演算子の設定やシステム構築の手間がかかります。
テンプレートを利用した方が、効率的にガントチャートを利用できるのでおすすめです。

Excelを使ってプロジェクトを管理したい場合、ガントチャートのテンプレートを使ってみてください。

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ガントチャートはプロジェクトの進捗を管理するのに、とても便利なツールです。 とはいえ、ガントチャートは種類が豊富です。 「どれを使えばわからない…」.....

使いやすいガントチャートでプロジェクトを管理しよう

プロジェクトの進捗を管理する便利なツールであるガントチャートを紹介しました。

ガントチャートは、プロジェクト内のタスクを一覧で表示して、それぞれのタスクの進捗や担当者がひと目で把握できます。

ガントチャートの活用により「プロジェクトの全体像を把握できる」「問題に対して迅速に対処できる」など多くのメリットを得ることが可能です。

プロジェクト管理を効率化するガントチャートを選ぶ際のポイントは次の通りです。

  • プロジェクトのメンバー間で進捗を共有しやすいものを選ぶ
  • 各タスクの担当者がわかるようになっているものを選ぶ
  • ドラッグ&ドロップでチャートを自由に移動したり、長さを変えたりできるなど操作が簡単なツールを選ぶ

今回は以上の条件を満たすガントチャートを紹介しましので、ぜひ参考にしてください。

なかでも、Lychee Redmineに搭載されているガントチャートは特におすすめです。

ガントチャートが使いやすいうえに、プロジェクト管理に役立つ便利な機能も充実しています。

Lychee Redmineは、すべての機能を無料で使える30日間トライアルを設けています。
ガントチャートを使って、プロジェクト管理したい人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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