日々の業務で「タスクが多すぎて、何から手をつけて良いかわからない」「大切なタスクの抜け漏れがあって、ヒヤリとした経験がある」といった悩みを抱えている方は少なくありません。こうした課題は個人の問題だけでなく、チーム全体の生産性にも影響を与えかねません。
解決策として有効なのが、タスク管理ツールの導入です。しかし、多機能なツールは有料なものも多く、導入に踏み切れないケースも少なくありません。
本記事では、コストをかけずに始められる無料のタスク管理ツールに焦点を当て、おすすめのツール10選を紹介します。タスク管理を共有する重要性から、自社に最適なツールを選ぶためのポイントまでまとめました。
本記事を読めば、あなたのチームにぴったりのツールが見つかり、明日からの業務が円滑に進みます。
タスク管理を共有する必要性
近年、働き方の多様化やプロジェクトの複雑化に伴い、個人だけでなくチーム全体でタスク管理を共有する必要性が高まっています。特にリモートワークの普及により、メンバーがどこで作業していても、誰がどのタスクをいつまでに行うのかを明確に共有するプロセスが不可欠になりました。
情報が共有されていないと、「〇〇の件はどうなっているか」といった不要な確認作業が増え、業務の停滞や認識のズレによる手戻りが発生します。チームでタスク管理を行うことで、こうした非効率を解消し、プロジェクトを円滑に進めるための土台を構築できます。
タスク管理を共有する5つのメリット
タスク管理をチームで共有すると、単に進捗がわかりやすくなるだけでなく、多くのメリットが存在します。以下に、代表的な5つのメリットを簡単にまとめました。
メリット | 具体的な効果 |
---|---|
業務効率の向上 | タスクの見える化により、重複作業や確認の手間が削減される。 |
コミュニケーションの活性化 | タスクに基づいた具体的なやり取りが増え、円滑な連携が促進される。 |
迅速な情報アクセス | 必要な情報やファイルがタスクに集約され、探す手間が省ける。 |
意思決定の迅速化 | プロジェクトの全体像や進捗状況が明確になり、迅速な判断が可能になる。 |
人材育成の促進 | 新人でもタスクの流れを把握しやすく、自律的な行動を促せる。 |
以降で、各々のメリットを順番に詳しく解説します。メリットを理解し、ツール導入の目的をより明確にしましょう。
「見える化」により業務効率が向上する
チームでタスクを共有するメリットは、業務の見える化です。誰がいつまでに何をするのかが一目でわかるため、個々のメンバーは自分の役割を明確に認識できます。
また、マネージャーはチーム全体の負荷状況や進捗の遅れをリアルタイムで把握し、適切なリソース配分やサポートが可能です。結果として、タスクの抜け漏れや対応の遅延を防ぎ、チーム全体の業務効率を大幅に向上させられます。
メンバーのコミュニケーションが活発になる
タスク管理を共有できるツールは、チーム内のコミュニケーションハブとしての役割も果たします。各タスクに関連する質問や相談、ファイルの共有などをツールのコメント機能で行うことで、情報がタスクに紐づいて整理されます。
また、メールやチャットツールのように情報が散逸せず、後から経緯を確認するのも容易です。こうしたオープンな情報共有は、メンバー間の円滑な連携を促し、チーム全体のコミュニケーションを活性化します。
全員が欲しい情報をすぐに入手できる
プロジェクトに関する情報が特定の個人のPCや頭の中にしか存在しない属人化は、業務のボトルネックとなり得ます。ツールを使ってタスク管理を共有すれば、プロジェクトの計画・資料・議事録・過去のやり取りなど、あらゆる情報の一元管理が可能です。
メンバーは必要なときに自分で情報を探せるため、担当者に逐一確認する手間が省けます。情報伝達のタイムラグがなくなり、業務のスピードアップにつながります。
意思決定のスピードが上がる
プロジェクトの進行状況がリアルタイムで可視化されることで、マネージャーやリーダーは迅速かつ的確な意思決定が可能です。例えば、特定のタスクに遅れが生じている場合、原因をすぐに特定して人員の追加やスケジュールの見直しといった対策を素早く講じられます。
勘や経験だけに頼るのではなく、データに基づいた客観的な判断ができるようになり、プロジェクトの成功確率が高まります。
人材育成がしやすくなる
タスク管理ツールは、新人や経験の浅いメンバーの人材育成にも大きく貢献します。過去の類似タスクの進め方や注意点などがツール上に記録として残っているため、こうした情報を参考にしながら自律的に業務を進行可能です。
また、先輩や上司は、タスクの進捗状況を見ながら適切なタイミングでフィードバックやアドバイスを送れます。結果として、OJT(On-the-Job Training)が効率化され、新メンバーの早期戦力化を促進します。
タスク管理の共有不足による3つのデメリット
一方で、チーム内でのタスク共有が不足していると、様々な問題が発生します。本章で紹介するデメリットは、最初は小さな非効率に見えても、積み重なることでプロジェクト全体に深刻な影響を及ぼすこともあります。
以下に、共有不足が招く主な3つのデメリットについて簡単にまとめました。
デメリット | 具体的な問題点 |
---|---|
情報の属人化 | 特定の担当者が不在だと業務が停滞する。引き継ぎに多大なコストがかかる。 |
問題の発見・対処の遅れ | 進捗の遅延や課題が表面化しにくく、気づいたときには手遅れになっている。 |
ノウハウの非蓄積 | 過去の成功事例や失敗談が共有されず、同じ過ちを繰り返してしまう。 |
以降で、各々のデメリットを順番に詳しく解説します。
情報が属人化してしまう
タスクの進捗状況や関連情報が個人の頭の中やローカルファイルにしか存在しない状態を属人と呼びます。属人化している状態では、担当者が急に休んだり退職した場合、業務が完全にストップしてしまうリスクがあります。
後任者への引き継ぎにも膨大な時間がかかり、チーム全体の生産性を著しく低下させかねません。
問題の発見・対処が遅くなる
各メンバーが個別にタスク管理を行っていると、プロジェクト全体における進捗状況の正確な把握が困難です。誰かのタスクが遅れていても、他のタスクにどう影響するのかが見えにくいため、問題の発見が遅れがちです。
問題が発覚したときには、すでに納期に間に合わない、予算を超過しているといった深刻な事態に陥っているケースも少なくありません。
ノウハウの蓄積がしにくい
プロジェクトを通じて得られた成功体験や失敗から学んだ教訓は、チームにとって貴重な財産です。しかし、タスク共有が行われていないと、ノウハウが個人の中に留まってしまい、チーム全体で資産として蓄積されにくい傾向にあります。
結果として、新しいメンバーが同じ失敗を繰り返したり非効率な方法で業務を進めてしまったりと、組織としての成長が阻害されてしまいます。
タスク管理の3つの方法
タスク管理を行う方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
管理方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
タスク管理ツールの使用 | ・リアルタイム共有が容易 ・多機能(ガントチャートなど) ・自動通知機能で抜け漏れ防止 |
・導入、定着にコストがかかる場合がある ・多機能すぎて使いこなせない可能性 |
Microsoft Excelの使用 | ・多くのPCに導入済み ・使い慣れている人が多い ・自由なフォーマットで作成可能 |
・同時編集が難しい ・リアルタイムでの情報共有に不向き ・ファイルのバージョン管理が煩雑 |
Googleカレンダーの使用 | ・スケジュールと連携しやすい ・無料で利用可能 ・共有設定が簡単 |
・詳細なタスク管理には不向き ・進捗状況の可視化が難しい ・ファイル添付などに制限がある |
各々にメリットとデメリットがあり、チームの規模や目的によって最適な方法は異なります。各方法の特徴を理解し、自分たちのチームに合ったやり方を見つけることが大切です。
以降で、タスク管理の3つの方法について順番に詳しく解説します。
タスク管理ツールの使用
推奨されるのが、専用のタスク管理ツールを使用する方法です。カンバン方式やガントチャートなど、プロジェクト管理に適した多彩な機能を備えており、チームでのタスク共有を前提に設計されています。
さらに、リアルタイムでの情報更新や、締め切りが近づいた際の自動通知機能など、抜け漏れを防ぎ効率化を図るための仕組みが充実しています。また、クラウドベースのサービスが多いため、場所を問わずにアクセスできるのも大きな利点です。
Microsoft Excelの使用
多くのビジネスパーソンにとって馴染み深いMicrosoft Excelも、タスク管理に利用できます。ToDoリストや簡易的な進捗管理表を自由に作成でき、特別なツールを導入する必要がない手軽さが魅力です。
しかし、本来Microsoft Excelは表計算ソフトのため、複数人での同時編集やリアルタイムでの情報共有には向いていません。誰かがファイルを更新するたびに保存・共有し直す必要があり、バージョン管理が煩雑になりがちです。
Googleカレンダーの使用
Googleカレンダーも、日付に紐づいたタスク管理に活用できます。会議の予定など、既存のスケジュールと合わせてタスクの締め切りを管理できるのがメリットです。
共有機能を使えば、チームメンバーの予定も把握できます。ただし、タスクの進捗状況を細かく管理したり関連ファイルを添付したりといった、プロジェクト管理に求められる機能は限定的です。
タスク管理ツールの主な機能
タスク管理ツールには、業務を効率化するための様々な機能が搭載されています。本章では、多くのツールに共通して備わっている主要な機能を紹介します。
こうした機能が、Microsoft ExcelやGoogleカレンダーなどでの管理と比べてどういった利点をもたらすのかを理解しておきましょう。
タスクの見える化
タスク管理ツールで基本的なのは、やるべきこと(ToDo)をリスト化し、一覧で見える化する機能です。多くのツールでは、タスクをカード形式で表示し、進捗状況(未着手・作業中・完了など)に応じてレーンを移動させるカンバン方式が採用されています。
こうした機能により、チーム全体のタスク状況を直感的に把握できます。
スケジュールの作成
各タスクに担当者と完了期日を設定すると、誰がいつまでに何をすべきかが明確化します。多くのツールにはカレンダー機能が搭載されており、タスクの締め切りを月間や週間単位で確認可能です。
個人のスケジュール管理はもちろん、チーム全体のスケジュール調整にも役立ちます。
ガントチャートの作成
ガントチャートはプロジェクト管理で用いられる棒グラフの一種で、タスクの開始日や終了日、進捗状況を時系列で可視化します。タスク同士の依存関係も設定できるため、「現在取り掛かっているタスクが終わらないと、次のタスクに進めない」といった関係性が一目でわかります。
プロジェクト全体のスケジュールとクリティカルパス(特に時間のかかる作業経路)を把握するのに非常に有効な機能です。
タスク情報の共有
タスク管理ツールを使えば、タスクに関連するすべての情報を一元的に共有可能です。コメント機能で気軽にやり取りしたり、必要な資料をファイルとして添付したりできます。
結果として、情報が分散せず、いつでも誰でも最新の状況を確認できる環境が整います。
通知・リマインド機能
タスクの期日が近づいたときや自分に新しいタスクが割り当てられたときなどに、メールやアプリで通知を受け取れます。こうしたリマインダー機能により、うっかり忘れを防ぎ、タスクの抜け漏れを大幅に削減可能です。
忙しい中でも重要なタスクを見逃すことがなくなり、安心して業務に集中できます。
タスク管理ツールを導入する際のポイント
無料のタスク管理ツールは数多く存在するため、どういったものを選べば良いか迷ってしまう人も少なくありません。以下に、自社や自分のチームに最適なツールを選ぶために、事前に確認すべき6つのポイントを簡単にまとめました。
検討ポイント | 確認事項の例 |
---|---|
必要な機能の有無 | ガントチャートやカンバン方式は必要か。チームの規模に合った機能か。 |
コストに合う料金 | 無料プランの制限(ユーザー数、機能、容量)は許容範囲なのか、将来的な有料プランへの移行も視野に入れるか。 |
操作性の良さ | ITに不慣れなメンバーでも直感的に使えるか、デザインはシンプルでわかりやすいか。 |
外部ツールとの連携 | 普段使っているチャットツールやカレンダー、ストレージサービスと連携できるか。 |
サポート体制 | 無料プランでも問い合わせは可能か。日本語のヘルプページやコミュニティは充実しているか。 |
セキュリティ体制 | 通信は暗号化されているか。データのバックアップ体制はどうか。国際的なセキュリティ認証を取得しているか。 |
上記のポイントを基にツールを比較検討すると、導入後の失敗を防げます。以降で、6つのポイントについて順番に詳しく解説します。
必要な機能の有無
まず、タスク管理を通じて何を達成したいのか、目的を明確にしましょう。個人のToDo管理が目的ならシンプルなリスト機能で十分ですが、チームでプロジェクトを進めるならカンバン方式やガントチャート機能が必要になるケースが多くあります。
なお、多機能なツールほど良いとは限りません。使わない機能が多いと、かえって操作が複雑になり定着の妨げになるため、自社の目的に合った必要十分な機能を備えたツールを選びましょう。
コストに合う料金
本記事では無料ツールを中心に紹介していますが、無料プランの多くは、ユーザー数・機能・データ容量などに制限があります。そのため、チームの規模や使い方を考慮し、無料プランの範囲内で問題なく運用できるかの確認が重要です。
将来的にチームが拡大したり、より高度な機能が必要になる可能性も考え、有料プランの料金体系や機能も事前にチェックしておくと安心です。
操作性の良さ
ツールは、チーム全員が使ってこそ価値を発揮します。ITツールに不慣れなメンバーでも直感的に操作できるか、デザインはシンプルでわかりやすいかも非常に重要なポイントです。
多くのツールでは無料トライアルが提供されているため、本格導入の前に数名のメンバーで実際に触り、操作性を確かめることをおすすめします。
外部ツールとの連携
タスク管理ツールを単体で使うだけでなく、普段利用している他ツールと連携させることで、業務効率がさらに向上します。例えば、SlackやMicrosoft Teamsといったチャットツール、GoogleカレンダーやMicrosoft Outlook、Google DriveやDropboxといったストレージサービスなどとの連携が可能かを確認しましょう。
APIが公開されていれば、自社システムと連携させることも可能です。
サポート体制
ツールを使っていて不明な点やトラブルが発生した際に、迅速に対応してもらえるサポート体制があるかも重要です。日本語のヘルプページ(FAQ)が充実しているか、ユーザー同士で質問し合えるコミュニティフォーラムがあるかなどを確認しましょう。
ただし、無料プランの場合はサポート範囲が限定的なケースが多くあります。また、ミッションクリティカルな業務で利用する場合は、有料プランのサポート内容も比較検討の対象となり得ます。
セキュリティ体制
タスク管理ツールでは、社内の機密情報や個人情報を取り扱う可能性もあります。そのため、セキュリティ対策が万全であるかは確認すべきポイントです。
具体的には、通信のSSL/TLS暗号化・二段階認証の有無・データのバックアップ体制・ISO27001といった、国際的なセキュリティ認証を取得しているかなどをチェックしましょう。
無料のタスク管理ツールおすすめ10選
本章では、上記の選び方のポイントを踏まえ、無料で利用できるおすすめのタスク管理ツールを10個厳選して紹介します。個人での利用に最適なシンプルなものから、チームでの本格的なプロジェクト管理に対応できる高機能なものまで、幅広くピックアップしました。
各ツールの特徴と無料プランの制限を比較し、目的に合うツールを見つけましょう。
Lychee Redmine
Lychee Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツールのRedmineをベースに、アジャイルウェアが開発したツールです。業種・業界を問わず7,000社以上の導入実績(2025年6月時点)があり、信頼性の高さに魅力があります。
主な特徴は以下の通りです。
- 複数プロジェクトの可視化、一元管理ができる
- 使いやすさに定評があり、ドラッグ&ドロップの直感的な操作など、誰でも簡単に使用できる
- サポート体制が充実しており、業務フローに合った設定や使い方を一緒に考えてくれる
ガントチャートをはじめ、カンバン・ダッシュボード・タイムマネジメント・リソースマネジメントなど豊富な機能がある点も特徴です。
フリープランは基本機能(ワークフロー・通知設定・ファイル共有・Wiki)とカンバン機能の限定された機能しか利用できませんが、有料プランはガントチャートをはじめさらに多くの機能が利用できます。
有料プランは30日間の無料トライアル期間があるため、リスクなく始められ、価値を実感できます。ぜひ一度お試しで使い、操作性を確かめてみてください。
Trello
引用:Trello
Trelloは、プロジェクト管理・生産性の向上を目的としたツールです。ボードやリスト、カードの3種類からプロジェクトやタスクを管理でき、作業に必要な内容を1つにまとめられます。
カードには会話や添付ファイル、納期などを設定できるため、必要に応じていつでもチェックできます。また、基本的なルーティン作業は、自動化機能のButlerに設定すると削減可能です。
他の外部ツールとも連携可能で、作業効率を一気に向上させられます。無料版の人数制限はなく、ほとんどの機能を使えるため、すぐにプロジェクトに利用したい方におすすめです。
Asana
引用:Asana
Asanaは、タスク整理に特化したプロジェクト管理ツールです。カスタマイズ性が高く、プロジェクト内容によって目標設定や進捗状況を管理できる点が特徴と言えます。
タスク間の連携もでき、視覚的にプロジェクトメンバー全体が納期を確認しながら作業を進められます。ルーティン化されているタスクは、自動化すると時間のかかる作業を削減可能です。
カレンダー機能はGoogleカレンダーと連携でき、ツールを使っていないときでも予定をチェックできます。15名まで無料で使えますが管理機能はないため、個人間で使いたい方におすすめです。
Stock
引用:Stock
Stockは、複数メンバーの情報共有に特化したプロジェクト管理ツールです。記載内容が流れていく問題を解決するためにチームの情報ストックができ、重要な情報を保存できます。
他にもタスク管理やメンバー同士のチャットもでき、柔軟な使い方が可能です。誤って削除してしまったデータも30日間保存されるため、万が一のミスを防げます。
利用人数の制限なしで使えるフリープランと全プラン14日間無料のトライアル期間が用意されているため、即戦力として使いたい方におすすめです。
Notion
引用:Notion
Notionは、Notion Labs, Inc.が提供するオールインワンのコネクテッドワークスペースです。タスク管理だけでなく、社内Wikiの作成・スケジュール管理・書類の共有など、業務に必要な機能を一つのツールでまとめて利用できます。
また、活発なユーザーコミュニティが存在し、便利なテンプレートの配布や活用事例の共有も盛んに行われています。ブロックと呼ばれる単位でテキストや画像、表などを自由に組み合わせ、カスタマイズ性の高いページも作成可能です。
GoogleアカウントやAppleアカウントで手軽にログインできる点も魅力の一つです。以下に、Notionの主な特徴をまとめました。
- iOS/Android向けアプリも提供
- Notion AIによる作業の効率化無料プランあり(有料プランには試用版も用意されています)
多機能である一方、自由度が高いため、使いこなすにはある程度の慣れが必要です。
Wrike
引用:Wrike
Wrikeは、カンバン方式のタスク管理ができるプロジェクト管理ツールです。世界で2万社、国内で1,000社以上の導入実績があり、様々な業界や業種に対応できる点が魅力です。
高いカスタマイズ性が特徴で、各プロジェクトやタスクに合わせてワークフローを簡単に作成できます。複数の部門メンバーとリアルタイムで会話しながら情報更新・共有ができるため、目標までスムーズに進められます。
5名までなら無料で使えるフリープランと全プランのトライアル期間があり、少人数で試してから本格的に導入したい方におすすめです。
Jooto
引用:Jooto
Jootoは、シンプルなデザインと充実したサポート体制があるタスク・プロジェクト管理ツールです。運用や利用の定着、プロジェクトの成功を専門のアドバイザーがサポートしてくれるため、初めて導入する企業でもスムーズにはじめられます。
ドラッグ&ドロップの直感的でシンプルな操作性で、ふせんのような感覚で貼ったりはがしたりできます。複数のプロジェクトも1つのダッシュボードで一括管理でき、同時進行するときにも便利です。
4名まで使える無料プランがあるため、少人数で利用したい方におすすめです。
Todoist
引用:Todoist
Todoistは、Doist Inc.が提供する高機能なタスク管理アプリです。ToDoリストを自動で整理し、優先すべきタスクを見やすく表示し、作業の集中力を高める設計になっています。
不要な情報を省くことで、効率的にタスクに取り組めるのが特徴です。また、テンプレートの活用やAPI連携に加え、Googleカレンダーや音声アシスタントといった外部ツールとの連携にも対応しており、業務効率をさらに向上させたい方にも適しています。
個人利用で絶大な人気を誇り、PC、スマートフォン、スマートウォッチなど、あらゆるデバイスで快適に動作します。
以下に、Todoistの主な特徴をまとめました。
- 公式Webサイトで生産性向上に役立つノウハウを公開
- 条件により有料プランの返金も可能
- 無料プランから気軽に利用を開始できる
Google Workspace
普段からGmailやGoogleカレンダーを利用しているなら、Google ToDoリストやGoogle Keepも有効な選択肢です。こうしたツールはGoogle Workspaceに統合されており、追加費用なしで利用できます。
Google Workspaceに含まれるToDoリストは、GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブといった主要なサービスから直接アクセスできるタスク管理ツールです。各サービス画面の右側に表示されるアイコンをクリックするだけで、簡単にタスクの追加・管理が行えます。
Googleアカウントを持っていればすぐに利用を開始できるため、特別な設定も不要で、日常業務に手軽に取り入れられます。Gmailから直接タスクを作成したり、カレンダーにタスクの期限を表示させたりと、Googleサービスとのシームレスな連携が強みです。
Brabio!
引用:Brabio!
Brabio!は、ガントチャート作成に特化したプロジェクト管理ツールです。初心者専用のクラウドツールとして20万社以上に導入されており、業種を選ばず利用できます。
担当状況ビュー機能を使えば誰が忙しいかを一目で可視化でき、作業状況に合わせて仕事を割り当てられます。Microsoft Excelのシートの一括出力もできるため、以前作成していたデータをすぐに反映可能です。
5名までの無料プランは、プロジェクト数無制限で50MBまで自由に使えます。
タスク管理の共有には無料ツールを導入しよう
本記事では、タスク管理をチームで共有する重要性からツールの選び方、無料で使えるおすすめのツール10選まで詳しく解説しました。タスク管理の共有は、業務の見える化を進めてコミュニケーションを円滑にし、チーム全体の生産性を向上させるための第一歩です。
有料ツールにはさらに高機能なものもありますが、まずは本記事で紹介したような無料ツールから始めて、効果を実感してみてはいかがでしょうか。無料ツールであっても、カンバン方式やガントチャートなど本格的なプロジェクト管理に対応できるものが数多く存在します。
ぜひ、チームの課題や目的に合ったツールを選び、明日からの業務改善にお役立てください。
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- 多機能ガントチャート/カンバン/バックログ/リソース管理/CCPM/レポートなど
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