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システム開発などエンジニアとして働いている方は、プロジェクトの管理が大変です。
納期が遅れるとクライアントにも迷惑がかかるので、タスクの進捗を確認することは非常に大切です。

そんなときに「クリティカルパス」を使うことがおすすめです。

今回は、クリティカルパスの詳細から、クリティカルパスの見つけ方について詳しく解説します。

クリティカルパスを把握することの重要性がわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

クリティカルパスとは

クリティカルパスとは
クリティカルパスとは、プロジェクトのタスクを結んだうち、期間が最長の経路のことです。

クリティカルパスが納期を決定するため、クリティカルパス上のタスクに遅延が生じると、プロジェクト全体のスケジュールも遅れてしまうので、このクリティカルパス上のタスクを管理することは非常に重要な役割を持ちます。

プロジェクト管理によるクリティカルパスの重要性

クリティカルパス上のタスクが遅れるとプロジェクト全体も遅れるので、最悪の場合クライアントに迷惑をかけてしまいます。

プロジェクトは、クリティカルパス上の工程がすべて完了するまで終わりません。
遅れが発生しているなら、クリティカルパスの工程を改善する必要があります。

もしクリティカルパスに遅れがあると感じれば、プロジェクト管理者は早期に問題点を発見して改善しましょう。

計画通りにプロジェクトを進めるためにも、クリティカルパスは非常に重要な存在です。

クリティカルパスの見つけ方・特定方法

クリティカルパスの見つけ方・特定方法こちらでは、プロジェクト上のクリティカルパスを見つけ方と特定方法を説明します。

初心者の方にもわかりやすく説明するので、ぜひ参考にご覧ください。

PERT図を作成

まずクリティカルパスを見つけるには、PERT図を作成することからはじめます。

PERT図とは、プロジェクトに関わるタスクを丸で記入して工数や期間とともに矢印で結んだ図のこと

IT業界では「アローダイアグラム」と呼ばれています。

PERT図

引用元:業務の繋がりを整理して最短のスケジュールを考える手法PERT図

上の図の通りPERT図に記載するタスクは、番号を丸に囲んでタスクの順番を決定します。

タスクを①からスタートして次のタスクに入るまでの時間を矢印で結び、最終的に一番時間がかかるタスクを見つけます。

関連記事はこちら>>プロジェクト管理を効率化する手法を紹介!

クリティカルパスの特定

次にプロジェクトにおいてクリティカルパスは何かを特定していきます。

クリティカルパスを特定するときは、①から右に工数時間を足していけばわかります。

PERT図をもとにチェックしてみましょう。

PERT図

引用元:業務の繋がりを整理して最短のスケジュールを考える手法PERT図

①→②→③→④→⑦→⑧までにかかる時間は合計135分。
続いて①→②→④→⑦→⑧の時間は合計180分です。

最後に①→⑤→⑥→⑦→⑧にかかる時間は125分です。

結果として一番時間がかかる工数は①→②→④→⑦→⑧の工程なので、こちらがクリティカルパスとなります。

このようにPERT図で工程ルートを洗い出せば、全体の遅延をなくせるクリティカルパスが見つけられます。

プロジェクトによっては複雑なものもあるので、プロジェクト管理者は見落としがないようにPERT図を作成するようにしてください。

クリティカルパスを理解する2つのメリット

クリティカルパスを理解する2つのメリットクリティカルパスは、プロジェクトを指揮する管理者にとって非常に重要です。

クリティカルパスを理解する2つのメリットを紹介します。

  1. 作業優先度を決められる
  2. 効率的にスケジュール管理が可能

それでは順番に説明します。

1.作業優先度を決められる

クリティカルパスを見つければ、作業の優先度を決められます。

クリティカルパスを把握すれば、プロジェクトに重要な作業が何かを理解できるので、進行中のトラブルも回避が可能。

またクリティカルパスの遅延は、プロジェクト全体の遅れにつながります。
プロジェクトをスムーズに進めたい管理者にとって、クリティカルパスの理解は大きなメリットです。

2.効率的にスケジュール管理が可能

クリティカルパスを明確化すれば、プロジェクト全体のスケジュールを効率的に管理できます。

またタスク作業に取り掛かるメンバー全体が、作業日数と工数時間を把握できるので、納期を守る意識作りにもなります。

クリティカルパスの作業を早急に終わらせることによって、全体のスケジュールに余裕をもたせることも可能です。

プロジェクトを成功に導きたい企業にとって、クリティカルパス上のタスクを遅延させないように管理することは大切な要素となります。

クリティカルパス発見におすすめのツール5選

クリティカルパス発見におすすめなツール5選プロジェクト管理においてクリティカルパスを見つけられるおすすめツールは、以下の5つです。

    1. Lychee Redmine
    2. Backlog
    3. みんなでガント.com
    4. brabio
    5. jooto

それぞれの特徴を順番に説明します。

関連記事はこちら>>無料のプロジェクト管理ツールとは?導入のメリットや選び方を紹介

①Lychee Redmine

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Lychee Redmineは、豊富なプロジェクト機能が備わっているプロジェクト管理ツールです。

約3,000社以上の企業が導入しており、信頼性の高いクラウドツールです。

ガントチャートをはじめカンバンやタイムマネジメント・リソースマネジメントなど豊富な機能が備わっています。

Lychee Redmineにはガントチャート上に「クリティカルパス」の設定項目があるので、クリックするだけで簡単に表示可能です。

タスクを「チケット」という名称で管理し、一番遅いチケットを判定してクリティカルパスを見つけ出してくれます。
さらにクリティカルパスの余裕期間を設定できるので、プロジェクトの完了に余裕をもたせられます。

誰でも簡単に利用できるので、プロジェクト管理初心者にもおすすめです。

プラン 月額料金 ユーザー数 チケット数 機能
フリー 0円 無制限 5,000件 タスク管理
カンバン
ファイル共有
スタンダード 800円 無制限 無制限 タスク管理
ガントチャート
カンバン
ファイル共有
プレミアム 1,200円 無制限 無制限 スタンダード+
工数リソース管理
EVM
コスト管理
CCPM

②Backlog

Backlog

引用元:Backlog

Backlogは、2006年からサービスを開始した国産の老舗プロジェクト管理ツールです。

企業や個人の利用者数は100万人を突破。
日本国内において最大級のサービスとなります。

操作性もシンプルでわかりやすいので、プロジェクト管理も簡単です。

メンバー間のコミュニケーション機能も備わっているため、やり取り用のツールとしても優秀です。

基本的なガントチャート機能には、課題と紐づけてプロジェクトの進捗や実績をリアルタイムで確認できます。

フリープランや30日の無料トライアルがあるので、まずは性能を確かめてみたい方にもおすすめです。

プラン

料金(月額)

ユーザー数

使える機能

サポート

容量

スタータープラン

2,640円

30

カンバンボード 

メール

チャット

1GB

スタンダードプラン

12,980円

無制限

カンバンボード 
ガントチャート
バーンダウンチャート
課題のテンプレート 

メール

チャット

30GB

プレミアムプラン

21,780円

無制限

カンバンボード 
ガントチャート
バーンダウンチャート
課題のテンプレート 
属性のカスタマイズ

メール

チャット

100GB

プラチナプラン

55,000円 無制限

カンバンボード 
ガントチャート
バーンダウンチャート
課題のテンプレート 
属性のカスタマイズ

メール

チャット

300GB

③みんなでガント.com

みんなでガント.com

引用元:みんなでガント.com

みんなでガント.comは、会員登録やインストール不要で使えるプロジェクト管理ツールです。

パナソニック株式会社をはじめ大手企業も多く導入しており、日本国内でも人気のサービス。

ガントチャート毎にTODOや課題を管理できるので、全体メンバーの作業状況を簡単に把握できます。

作成したガントチャートはPC、iPhone、Android上で管理することができでMicrosoft Excelに出力することも可能です。

インターネット環境さえあればどこででもガントチャートを閲覧・編集ができます。
また日本語表示と英語表示を切り替えられるので、海外拠点とのガントチャート共有も可能です。

会員登録不要なので、試しにガントチャートを作成してみたい方にもおすすめです。

プラン

料金(月額)

ユーザー数

使える機能

サポート

容量

トライアル

0円

10

ToDo管理

メール

Twitter

 

エントリー

4,800円(6ヶ月)

8,600円(12ヶ月)

20

ToDo管理

メール

Twitter

 

ビジネスS

9,600円(6ヶ月)

17,600円(12ヶ月)

20

ユーザー管理

メール通知機能

ToDo管理

ToDoファイル添付

メール

Twitter

5ファイル(添付ファイル数の上限)

3MB(添付ファイルサイズの上限)

80MB(添付ファイル合計サイズの上限)

 

ビジネスM

19,200円(6ヶ月)

36,000円(12ヶ月)

40

ユーザー管理

メール通知機能

ToDo管理

ToDoファイル添付

メール

Twitter

5ファイル(添付ファイル数の上限)

3MB(添付ファイルサイズの上限)

80MB(添付ファイル合計サイズの上限)

ビジネスL

38,400円(6ヶ月)

72,000円(12ヶ月)

80

ユーザー管理

メール通知機能

ToDo管理

ToDoファイル添付

メール

Twitter

 

5ファイル(添付ファイル数の上限)

3MB(添付ファイルサイズの上限)

80MB(添付ファイル合計サイズの上限)

④brabio

brabio

引用元:brabio

brabioは、直感的な操作で使いやすさが特徴のプロジェクト管理ツールです。

プロジェクト管理初心者の方に特化したツールとなっており、クラウド上のプロジェクトツールとしてはシェアNO.1です。

またbrabioではプロジェクト毎にユーザーの権限を変更できるので、社内秘や社外秘の情報共有・情報管理をしっかり管理できます。

さらにブラビオ・プロジェクト機能を利用すれば、面倒な進捗管理も管理者に変わっておこなってくれます。

クライアントの報告用として、ガントチャートをMicrosoft Excelのシートに一括出力が可能です。

会員登録はメールアドレスでできて、5人までならプロジェクト数無制限で利用できます。

初心者向けのプロジェクト管理ツールを使ってみたい方におすすめです。

プラン

料金(月額)

ユーザー数

プロジェクト数

サポート

容量

フリー

0円

5

無制限

メール

通話

50MB
エントリー

3,300円〜

10〜50まで

無制限

メール

通話

1GB

1ミッドレンジ

33,000円〜

100〜300まで

無制限

メール

通話

1GB

エンタープライズ

お客様ごとにお見積もり

無制限

無制限

メール

通話

お問い合わせ

⑤jooto

jooto

引用元:jooto

jootoは、直感的なレイアウトとシンプルなデザインが特徴のプロジェクト管理ツールです。
操作はドラッグ&ドロップだけなので、操作が苦手な方でも直感的に利用できます。

またGoogleカレンダー、Chatwork、Slackと連携もできるので、スピーディーかつ円滑にプロジェクトを進められます。

ガントチャート機能は4名まで無料で使えるので、コスト軽減にも最適です。

jootoの運営サポートが利用者に合わせた活用方法を提案してくれるため、サポート体制も充実しています。

まずは少数規模でプロジェクト管理を進めてみたい方におすすめです。

プラン

料金(月額)

ユーザー数

使える機能

サポート

容量

フリー

0円

4

基本機能すべて

サイト上

10MB

スタンダード

500円

1人追加ごとに課金

基本機能すべて

サイト上

300MB

エンタープライズ

1,300円

1人〜

基本機能すべて

サイト上

1GB

クリティカルパスを把握して作業効率を上げましょう

今回は、クリティカルパスの詳細や見つけ方について紹介しました。

クリティカルパス上のタスクを把握しておくことは、プロジェクトの遅れを見定める上で重要です。

プロジェクト管理者の方は、必ずプロジェクト開始前に準備を整えておきましょう。

タスク作業によっては複雑化することもあるので、クリティカルパスの発見は難しいこともあります。

クリティカルパスを見つけることが困難な方は、紹介したおすすめツールの利用がおすすめです。

Lychee Redmineなら複雑なプロジェクトも簡単に管理が可能。

フリープランなら無料で使用できるので、ぜひ導入を検討してみてください。

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