無料で使うことができるプロジェクト管理ツール「Redmine」。

「どのようなツールで、何ができるのか気になる」という方も多いのではないでしょうか。

本記事は、ガントチャート利用満足度No.1のプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」を提供する、株式会社アジャイルウェアの代表取締役CEO 川端 光義が執筆した書籍「Redmineハンドブック」の内容を元に開催したウェビナー『Redmineまるわかり攻略ウェビナー』でお話した内容を盛り込みながら執筆しています。

プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」を使ってみる。(30日間無料・自動課金なし)

Redmineハンドブック

著者プロフィール:川端 光義(Twitter: @agilekawabata

株式会社アジャイルウェア 代表取締役CEO。1976年生まれ。大阪府出身。1998年からソフトウェア開発を15年以上経験。2004年に「バグがないプログラムのつくり方」を出版。アジャイル開発を様々な現場で実践し、ICSE2006でアジャイル開発の経験論文を発表。

2009年より3名のチームでRubyの受託開発を始め、2012年、株式会社アジャイルウェアを設立。『Feel Goodな明日を作る』をミッションに、はたらく人を応援するサービスをつくっている。

Redmineのメリット・デメリットと搭載機能をご紹介しているほか、後半では、クラウド対応のおすすめRedmineツールを解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

プロジェクト管理ツール「Redmine」とは?

Redmineは、ソースコードが無料で提供される、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。

無料でありながら、ガントチャートやチケット機能など、プロジェクト管理の必須機能を網羅的に搭載しています。

この章では、Redmineの基本情報と特徴について紹介します。

Redmineの基本情報

Redmineは、インターネット上から無料で導入・運用できる、オープンソースソフトウェアです。

タスクを記録・管理したり、社内情報を一元的に管理・共有することができ、プロジェクトの推進をサポートしてくれます。

インストール後に機能を拡張することも可能ですが、プロジェクト管理に必要な下記の機能が標準搭載されています。

  • チケット
  • ガントチャート
  • カレンダー
  • ロードマップ
  • Wiki
  • リポジトリ
  • ニュース

Redmineの中枢機能ともいえるのが、チケット機能です。タスクの担当者・終了日・進捗状況などを入力でき、後から見返してもタスクの詳細を一目で把握できます。

また、入力したチケットは、ガントチャートやロードマップなどに出力できるため、プロジェクト全体の進捗管理が可能です。

Redmineならではのメリット

Redmineならではのメリットは下記です。

  • オープンソースソフトウェアならではの利便性が高い
  • 豊富なプラグインでカスタマイズ可能
  • 活用に役立つ情報が豊富で「Redmineフリーサロン」も便利

上述したとおり、Redmineはオープンソースソフトウェアとして公開されているので、誰でも自由に利用できます。オンプレミスでの運用や、クラウド上の構築など、目的に合わせて設計することが可能です。

さらに、豊富なプラグインにより機能や仕様をカスタマイズできることです。プラグインの種類が多い上に、ベースとなるソースコードの編集に制限がないため、自由に機能を拡張できます。

Redmineは、2006年のサービス提供以降、国内外の多くの企業で利用されているプロジェクト管理ツールです。そのため、インターネット上や書籍に多くの情報が公開されており、利用時の困り事もすぐに調べられます

近年では、オンラインで利用できる「Redmineフリーサロン」というユーザコミュニティサイトも登場し、Redmineに関する相談やコミュニケーションが行えます。

Redmineならではのデメリット

一方、Redmineならではのデメリットも存在します。

  • 導入・運用時にコマンド操作やサーバーに関する知見が必要
  • カスタマイズの制限
  • サポートがない

Redmineでは、導入・運用時にコマンドを打ち込む必要があり、コマンドラインで作業するための知見が求められます。マニュアルが用意されているケースもありますが、有識者向けに作られているため、まったく見識がない方だと利用が難しいでしょう。

また、オープンソースで提供されるRedmineには、サポートサービスが存在しません。バグや動作不良が生じても、自力で解決しなければならないのです。

総じて、サーバー管理に関する知見がないと、扱いづらいことがRedmineならではのデメリットといえます。

上記のような特徴に不安をお持ちの場合は、サーバー管理に関する知見や経験がない方でも管理を任せて利用できる、クラウド版Redmineがおすすめです。

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プロジェクト管理ツールRedmineでできること

プロジェクト管理ツールRedmineでは、どのようなことができるのでしょうか。Redmineの標準機能でできることを、4つピックアップしました。

  • チケットによるタスク管理
  • プロジェクトの進捗を多角的に出力
  • Wikiによるメンバーへのルール共有
  • 作業時間の自動計算

それぞれ順に紹介します。

チケットによるタスク管理

1つ目は、タスクを「チケット」として登録し、管理できることです。チケットには、実施すべき作業内容や優先度、担当者や期日などを登録でき、タスクを細分化して登録することでやるべきことが整理されやすくなります。

Redmineでは、1つ1つのタスクにチケットを割り当て、プロジェクトの進捗状況に応じてチケットを更新していくのが基本的な流れです。以下のポイントを押さえて更新を行いましょう。

  • タスクリストを作成し、優先順位や期限などの情報を追加する
  • カレンダー機能を使用して予定を確認する
  • 完了したタスクをマークし、進捗状況を把握する
  • チームメンバーと共有して進捗状況を確認する

プロジェクトでは、日々やるべきことが変化していくものですが、そのタスクを付箋で書き留めるようなイメージです。各メンバーが担当するタスクや期限の情報を共有し合うことで、プロジェクトマネージャーやチームリーダーがプロジェクト全体の進捗状況を把握し、問題点を改善するために役立ちます。

また、タスクの進捗状況を追跡するためにRedmineの「進捗バー機能」や「コメント機能」の活用もおすすめです。

プロジェクトの進捗を多角的に出力

2つ目は、プロジェクト・タスクの状況を多角的に出力できることです。Redmineは標準機能でできる出力方法が3つあります。

  • ガントチャート
  • ロードマップ
  • カレンダー

ガントチャートは、進捗管理に用いられる代表的なグラフです。

上記以外にも、「Agile plugin」や「Scrum plugin」、「Gitolite plugin」などの多くのプラグインの利用が可能であり、プロジェクトに応じてカスタマイズすることができます。

ガントチャートは、進捗管理に用いられる代表的なグラフです。タスクごとの達成率・進捗度合いを可視化し、ロジェクト全体を俯瞰した進捗管理が可能です。

自らが作成する必要がなく、チケットに入力された情報をもとに自動的に作成されます。

ロードマップは、プロジェクト開始〜達成までの中間地点をマイルストーンとし、ゴールを目視しやすくするための表です。中長期的なプロジェクトを細分化するため、タスク遅延などのトラブルにも迅速に対応できます

カレンダーは、タスクの開始と終了日をカレンダー上に表示する機能です。カレンダーにタスクを表示することで、メンバーが自身の都合・休日を考慮した予定を立てやすくなります

また、メンバー間のコミュニケーションを効率的に進めるには、コメントやファイルのアップロード機能もおすすめです。

このように、Redmineではプロジェクトの進捗状況をグラフ、表、カレンダーを使って多角的に出力でき、プロジェクト全体の進捗状況や課題点を把握しやすくなります

Wikiによるメンバーへのルール共有

3つ目は、Wikiによるメンバーへのルール共有です。

Wikiとは、いわゆる「社内版ウィキペディア」のことで、社内の知見を蓄積・共有する機能を指します。たとえば、プロジェクトに必要な資料や、業務マニュアルを保存し、メンバー間で共有できます。

Wikiは、メンバーが保存した情報を一元管理でき、他のメンバーでも取り出せるため、情報の属人化防止に効果的です。

プロジェクトの情報管理がRedmineで完結するため、メンバー間でのルールが浸透し、業務の品質向上やマネジメントの負荷軽減が期待できます。

作業時間の自動計算

4つ目は、プロジェクトの検証に役立つ、作業時間の自動計算機能です。

タスク実行時にかかった作業時間を入力しておくと、後から全チケットを一覧表示でき、作業時間が自動的に計算されます。一覧表示にはフィルター機能が付いているため、チーム単位・メンバー単位など、さまざまな角度から作業時間を検証できます。

また、チケット作成時に予定工数(予定作業時間)を入力しておけば、検証時に実測値との比較が可能です。Redmineでは、集計した作業時間・予定工数を多角的に捉えられるため、プロジェクトの課題発見・改善に効果的です。

クラウドに対応した3種類のRedmine

Redmineは、ソースコードをダウンロードするオンプレミス型のツールですが、クラウドに対応したRedmine製品もあります。

先ほどご紹介したように、サーバ管理に不安のある場合はクラウド版の利用がおすすめです。
クラウド対応の製品は、インターネット環境さえあれば社内外でのリアルタイムな情報共有が容易で、アクセス性の高さに強みがあります。

  • Lychee Redmine
  • My Redmine
  • Planio

この章では、3つのクラウドRedmineの特徴や違いを紹介します。

Lychee Redmine

Lychee Redmine

Lychee Redmineは、7,000社以上の導入実績を誇る、日本企業向けのプロジェクト管理ツールです。

中小規模〜大規模まで、さまざまなプロジェクト管理に対応しており、Redmineの全機能に加え、独自の追加機能を搭載しています。

ノンプログラミングで使用できる上に、サポート体制も充実しているため、ITの知見がない方でも利用しやすいのが特徴です。

フリープランは基本機能(ワークフロー・通知設定・ファイル共有・Wiki)とカンバン機能の限定された機能しか利用できませんが、有料プランはガントチャートをはじめすべての機能が利用できます。

有料プランは30日間の無料トライアル期間を提供しています。無料期間終了後も自動課金されることもないためリスクなく始められ、その価値を実感できるはずです。

プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」を使ってみる。(30日間無料・自動課金なし)

プラン 月額料金 利用機能
フリー 無料
  1. 基本機能
  2. カンバン
スタンダード 900円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
プレミアム 1,400円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8.  CCPM
ビジネス[無料トライアルはこちらをお試しできます] 2,100円
  1. 基本機能
  2. ガントチャート
  3. カンバン
  4. ダッシュボード
  5. 工数リソース管理
  6. EVM
  7. コスト管理
  8. CCPM
  9. プロジェクトレポート
  10. カスタムフィールド
  11. チケット関連図
  12. グループの階層化機能

My Redmine

引用:My Redmine

My Redmineは、ファーエンドテクノロジー(株)が提供する、日本で初めてのクラウド版Redmineです。

ファーエンドテクノロジーは、オープンソースRedmineの機能開発にも携わっており、多くのノウハウを有する会社です。

My Redmineは、提供開始から1,100社以上の導入実績があり、その知見をもとに1000以上の後付けプログラムが組み込まれています。

これまでに培った豊富な知見が集約されているため、あらゆる業種のプロジェクト管理をサポートしてくれるでしょう。

Planio

引用:Planio

Planioは、Redmineベースとしたプロジェクト管理ツールで、世界各国1,500社で導入されています。

料金プランが多数用意されているため、自社のプロジェクトサイズに合わせたプラン選択が可能です。

従来のUIがモダン風に改良されており、Git・かんばん・ビデオ会議などの独自機能を搭載しています。

ベースのRedmineにとらわれない独自の機能開発により、高い機能性を実現したプロジェクト管理ツールです。

プロジェクト管理ツールはRedmineのツール「Lychee Redmine」がおすすめ

プロジェクト管理ツールのRedmineを検討している方には、先述した「Lychee Redmine」がおすすめです。

Lychee Redmineをおすすめする理由は、下記の3つです。

  • Redmineにはない機能を豊富に搭載
  • 必要機能のみを取得できる無駄のない拡張性
  • SssSならではの充実したサポート

この章では、Lychee Redmineのおすすめポイントを紹介します。

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Redmineにはない機能を豊富に搭載

Lychee Redmineは、Redmineの機能を網羅しつつ、チーム全体でタスク管理を行うことができます。カスタマイズ性が高くチームのニーズに合わせて機能を追加することもできます。

Lychee Redmineは、下記の追加機能(一部抜粋)を搭載しています。

  • EVM(出来高管理)
  • CCPM

EVM(出来高管理)は、プロジェクトを人件費・予算などのコスト面・進捗面から管理する機能です。

チケットの情報をもとにEVMを集計し、グラフに自動出力します。

納期遅延や予算超過などの兆候をいち早く認識できるため、リスクの顕在化を未然に防止できるでしょう。

CCPMは、バッファ消費の削減に着目した機能です。

一般的にバッファは各タスクに配置されますが、CCPMでは各タスクにバッファを設けず、前工程の最後に集約します。

一元管理されたバッファをメンバー間で共有することで、バッファ消費を最小限にとどめ、プロジェクトの効率化を実現します。

必要機能のみを取得できる無駄のないカスタマイズ性

Lychee Redmineでは標準機能の他に、カスタマイズ機能が用意されています。

カスタマイズ機能とは、必要な機能を選んで搭載できる拡張機能のことです。

自由に機能の脱着が可能なため、無駄なコストをかけず自社に最適なプロジェクト管理ツールを導入できます。

SaaSならではの充実したサポート

Lychee Redmineでは、SaaSならではの充実したサポートサービスが用意されています。

たとえば、Lychee Redmineの使い方質問やメールサポート、問い合わせシステムなどです。

Lychee Redmineの運用方法やトラブルなどにも、親身に対応してくれます。

また、ささいな疑問向けには、Lychee Redmineが運営するコミュニティーサイトやQ&A、マニュアルなどがあります。

オープンソースのRedmineにはない、充実したサポート体制は、Lychee Redmineならではの魅力です。

Lychee Redmineでプロジェクトを成功へ導こう

本記事では、プロジェクト管理ツールRedmineの特徴と搭載機能を紹介しました。

Redmineは無料でありながら、プロジェクト管理に必要な機能が網羅的に搭載されたツールです。

自由にカスタマイズもできるため、自社の管理体制に即したツールを運用できます。

より高機能で扱いやすいツールをお探しの方には、Lychee Redmineがおすすめです。

今なら30日間無料のトライアルが用意されているため、まずは試してみてはいかがでしょうか。

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