ガントチャートとは、プロジェクトを管理する上で、横棒グラフを用いて視覚的に進捗状況を表したものです。

※詳細はガントチャートが使えるソフトならLychee Redmine!を参照

ここでは、ガントチャートの作り方にフォーカスしてご紹介します。

ガントチャートの作り方

ガントチャートを作るステップは以下の通りです。

  1. タスクを洗い出す
  2. 計画を立てる
  3. 担当を決める

順番に見ていきましょう。

タスクを洗い出す

ガントチャートを作成するには、まずはタスクの洗い出しから開始します。

このとき、いきなりタスクを列挙していくとそれぞれのタスクの粒度が不揃いになったり、抜けモレが生じる可能性が出てきます。

そこで、タスクの洗い出しには、WBS(Work Breakdown Structure)の形で作成することをお勧めします。

WBSとは

WBSとは、タスクを大項目⇒中項目⇒小項目と順番に粒度を細かくしていき、これを木構造としたものです。

これにより、作業の抜けモレを無くすことができます。

ちなみに、小項目の作業が、実際に担当者が作業する個別の項目となります。

この木構造を表形式にすると、以下のようなイメージとなります。

例)野外BBQプロジェクト

大項目 中項目 小項目
1.事前準備 1-1.開催場所確保 1-1-1.場所の選定
    1-1-2.施設と設備の予約
  1-2.食材手配 1-2-1.メニュー決定
    1-2-2.食材購入
・・・ ・・・ ・・・

これでガントチャートを作成するタスクの洗い出しができました。

計画を立てる

つぎに、この小項目のそれぞれについて計画を立て、開始予定日・終了予定日を決めていきます。

このとき、タスク間での依存関係があることに注意が必要です。

たとえば、「1-1-2.施設と設備の予約」は「1-1-1.場所の選定」が終わっていないと、着手できません。

ですので「1-1-2.施設と設備の予約」の開始予定日は、必ず「1-1-1.場所の選定」の終了予定日以降の日付を設定することとなります。

このようにしてすべての小項目のタスクに対して、開始予定日・終了予定日が決めます。

担当を決める

具体的にタスクを進めるには担当を決める必要があります。

もしかすると同日に設定したタスクが特定の一人しか実行できない場合もあります。

このときには、どちらのタスクを先に進めるかの優先度を決めた上で、それぞれのタスクの開始予定日・終了予定日の再調整を行うことになります。

きちんとタスクを進捗できる日程計画にしましょう。

このようにして確定した開始予定日・終了予定日の計画に基づいて、横軸を日程にした形で横棒グラフで表示すれば、ガントチャートの出来上がりとなります。

ガントチャートソフトとしてLychee Redmineを使おう!

今回はガントチャートについての説明と、作り方について紹介しました。

日々の業務で発生する課題は、適切な課題管理表を作成して管理し対応する必要があります。
ガントチャートをうまく活用すれば、効果的なプロジェクト管理が可能です。

特に大規模で複数人のチームメンバーを抱えるプロジェクトの管理には、ガントチャートが有効です。
ぜひ導入を検討してみてください。

ガントチャートツールはさまざま提供されていますが、Lychee Redmineのガントチャートが特に使いやすくおすすめです。

Lychee Redmineは、有料プランであっても30日間無料で体験できるので、まずはお試しください。

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