「費用をおさえてプロジェクト管理したい」
「プロジェクト管理ツールの選び方がわからない」
このような悩みはありませんか。
プロジェクトを成功へと導くためにはタスク管理、スケジュール管理などさまざまなマネジメントをしなければいけません。
しかし独自の手法で管理していると、更新や変更が面倒になり、うまく機能しなくなることも。
できるなら手間なく費用をおさえてプロジェクト管理を進めたいですよね。
当記事では、プロジェクト管理ツールの詳細や種類からおすすめの無料ツールを紹介します。
導入すべきツールが見つかるので、ぜひ参考にご覧ください。
プロジェクト管理ツールとは
なかにはエクセルを使った管理をおこなっている企業もあります。
しかし、更新や変更の作業が面倒というデメリットがありました。
一方プロジェクト管理ツールは、ガントチャートやカンバンなどさまざまな機能が豊富にあるので、手間なくプロジェクト進められます。
管理者だけでなくプロジェクトメンバー全体で利用できるため、全体意識を統一化して目標に向かっての作業が可能です。
複数のプロジェクトを同時管理もできるので、同時進行しなければいけないときでも効率良く管理できます。
関連記事はこちら>>プロジェクトマネジメントって何するの?基本やツール、おすすめの本を紹介!
無料版と有料版の違い
プロジェクト管理ツールの無料版と有料版の違いは、利用人数や機能に制限があるかどうかです。
例えば無料版なら5人まで利用できて基本機能は使え、有料版なら100人まで利用できて全機能が使えるなどがあります。
ツールの多くは利用するプランによって制限があるため、プロジェクトの規模によって契約するプランを判断しなければいけません。
そのため少人数や個人であれば無料版、大人数であれば有料版をおすすめします。
ツールによっては全プランにトライアル期間が用意されているので、まずはお試しで使い勝手を実感してみるとよいでしょう。
関連記事はこちら>>【効率性アップ】プロジェクトに導入しやすい進捗管理アプリ5選
プロジェクト管理ツールの種類
使える機能は同じでも、少し異なる部分もいくつか存在します。
それぞれの特徴を説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
クラウド型
クラウド型は、データをクラウド上に保存して利用するタイプのツールです。
情報共有がしやすく、他のツールとも連携を取りやすい点がメリットです。
しかしインターネット環境がなければ利用できないツールもあります。
使うためのインターネット環境を確保しておきましょう。
インストール型に比べて初期費用や運用コストも安価なので、現在はクラウド型を導入する企業が増えています。
関連記事はこちら>>タスク管理はクラウドの時代!選び方やおすすめツールをご紹介
インストール型
インストール型は、専用ソフトをデバイスへ追加して理用するタイプのツールです。
セキュリティ被害が低く、インターネット環境がなくても使える点がメリットとなります。
インターネット環境を必要とせず利用できるので、不具合によって動作が遅くなる心配もありません。
自社のみで使う場合は問題ありませんが、他社と共同作業するときには支障が出ることもあります。
関連記事はこちら>>無料で使えるRedmineとは?インストール方法とおすすめツールをご紹介
プロジェクト管理ツールの選び方
- 無料で使える機能や人数
- 初心者でも使いやすいか
- サポート体制が充実しているものを選ぶ
- 日本語対応の有無
順に解説します。
無料で使える機能や人数
プロジェクト管理ツールを無料で使う場合、機能や使用人数に制限があるものが多くあります。
そのため何ができてどれくらいの人数で使えるのかを事前にチェックしておかなくてはいけません。
例えば、ガントチャート機能と7人まで使えるなどの条件を絞りましょう。
少人数で使うなら、無料でも問題なく利用できるプロジェクト管理ツールを選びます。
継続的に使いながら、利用人数を増やしたいタイミングで有料プランへ契約すればコストをおさえて利用できます。
初心者でも使いやすいか
プロジェクトメンバー全体でツールを使うときは、人を選ばず使えるものを選びましょう。
複雑な操作を必要とするツールは、、使いこなすことが難しいので、結果的に定着せず終わってしまいます。
そのため初心者が使っても目的まで数回のクリックでたどり着けるツールが最適です。
いきなりツールを導入するのではなく、実際の利用者に使い勝手を試してもらい相談しながら納得のいくものを選びましょう。
関連記事はこちら>>【初心者必見】ガントチャートの作り方や注意点・ツールを詳しく紹介
サポート体制が充実しているものを選ぶ
プロジェクト管理ツールを選ぶときは、サポート体制があるものを選ぶことをおすすめします。
理由としては、ツールを利用していてわからない点があれば気軽に相談できるからです。
もしサポート体制がなければ、知見のある担当者からアドバイスを受けないといけないので、お互いに無駄な時間を使ってしまいます。
とくに海外製のツールを導入するときは、日本語対応のサポートがあるかを必ずチェックしましょう。
日本語対応の有無
プロジェクト管理ツールが、日本語対応しているかも大切なポイントです。
海外製ツールでも日本語対応しているものがありますが、不自然な日本語になっていることも少なくありません。
とくに理由がなければ国内で作られたプロジェクト管理ツールを導入することをおすすめします。
言語によるトラブルは長期的に利用するうえで問題になるので、日本語対応のツールを選びましょう。
おすすめの無料プロジェクト管理ツール10選
ツールは、導入しやすいものを10個厳選しました。
それぞれの特徴を紹介するので、ぜひ最適なツールを見つけてください。
1.Lychee Redmine
「Lychee Redmine」は、ガントチャート満足度No.1の実績を持つ日本企業向けプロジェクト管理ツールです。
これまで大手企業や中小企業など7,000社以上の導入実績があり、業種問わず利用されているツールとなっています。
ガントチャートをはじめカンバンやダッシュボード、タイムマネジメント、リソースマネジメントなど豊富な機能がある点が特徴です。
ドラッグ&ドロップで直感的な操作ができるので、人を選ばず誰でも使いやすくなっています。
フリープランは基本機能(ワークフロー・通知設定・ファイル共有・Wiki)とカンバン機能の限定された機能しか利用できませんが、有料プランはガントチャートをはじめさらに多くの機能が利用できます。
有料プランは30日間の無料トライアル期間を提供しているので、リスクなく始められ、その価値を実感できるはずです。ぜひ一度お試しで使い、操作性を確かめてみましょう。
関連記事はこちら>>プロジェクトの進捗管理はLychee Redmineがおすすめ!
プラン | 月額料金 | 利用機能 |
フリー | 無料 |
|
スタンダード | 900円 |
|
プレミアム[★一番人気] | 1,400円 |
|
ビジネス | 2,100円 |
|
2.Jooto
引用元:Jooto
「Jooto」は、シンプルなデザインと充実したサポート体制があるタスク・プロジェクト管理ツールです。
運用や利用の定着、プロジェクトの成功を専門のアドバイザーがサポートしてくれるので、初めて導入する企業でもスムーズにはじめられます。
ドラッグ&ドロップの直感的でシンプルな操作性のため、ふせんのような感覚で貼ったりはがしたりできます。
複数のプロジェクトも1つのダッシュボードで一括管理できるので、同時進行するときにも便利です。
4名まで使える無料プランがあるので、少人数で利用したい方におすすめです。
3.Backlog
引用元:Backlog
「Backlog」は、IT・広告業界を中心に利用されているタスク・プロジェクト管理ツールです。
シンプルで直感的に使えるデザインとなっており、1つのプラットフォームからプロジェクトメンバー全体の作業状況を把握可能です。
開発、デザイン、マーケティングなど必要な業務に分けてプロジェクトを作成できるので、課題作成と作業の整理が簡単にできます。
ユーザーの権限管理も振り分けられるため、管理者は各メンバーに適切な権限を与えられます。
App StoreとGoogle Playで専用アプリケーションが用意されており、外出先でも手軽に進捗状況のチェックが可能です。
全プラン30日間無料トライアル期間があるので、1ヶ月間で使いやすさを試してみたい方におすすめです。
4.Brabio!
引用元:Brabio!
「Brabio!」は、ガントチャート作成に特化したプロジェクト管理ツールです。
初心者専用のクラウドツールとして20万社以上に導入されており、業種を選ばず利用できます。
担当状況ビュー機能を使えば誰が忙しいかを一目で可視化できるので、作業状況に合わせて仕事を割り当てられます。
エクセルシートを一括出力することもできるため、以前作成していたデータをすぐに反映可能です。
5名までの無料プランは、プロジェクト数無制限で50MBまで自由に使えます。
ガントチャートを中心に使いたい方におすすめのツールです。
5.Trello
引用元:Trello
「Trello」は、プロジェクト管理・生産性の向上を目的としたツールです。
ボードやリスト、カードの3種類からプロジェクトやタスクを管理でき、作業に必要な内容を1つにまとめられます。
カードには会話や添付ファイル、納期などを設定できるので、必要に応じていつでもチェックできます。
また基本的なルーティン作業は、自動化機能 「Butler」に設定することで削減可能です。
他の外部ツールとも連携できるため、作業効率を一気に向上されられます。
無料版の人数制限はなく、ほとんどの機能を使えるので、すぐにプロジェクトへと利用してみたい方におすすめです。
6.みんなでガント.com
引用元:みんなでガント.com
「みんなでガント.com」は、会員登録不要ではじめられるプロジェクト管理ツールです。
データは全てクラウド上で保存されるため、プロジェクトメンバー全体で簡単に共有できる点が特徴です。
スマホやPC、タブレットなどデバイスを選ばず利用できるので、さまざまな環境で手軽に使えます。
国内ツールでありながら英語表示にも対応しており、海外からのメンバーともスムーズに作業できます。
30日間無料で使えるので、会員登録をせず使いやすさを実感したい方におすすめです。
7.Asana
引用元:Asana
「Asana」は、タスク整理に特化したプロジェクト管理ツールです。
カスタマイズ性が高く、プロジェクト内容によって目標設定や進捗状況を管理できる点が特徴となっています。
タスク間の連携をすることもでき、視覚的にプロジェクトメンバー全体が納期を確認しながら作業を進められます。
ルーティン化されているタスクは、自動化することで時間のかかる作業を削減可能です。
カレンダー機能はGoogleカレンダーと連携できるので、ツールを使っていないときでも予定をチェックできます。
15名まで無料で使えますが管理機能はないので、個人間で使いたい方におすすめです。
8.Planio
引用元:Planio
「Planio」は、Redmineをもとに開発されたクラウド型プロジェクト管理ツールです。
世界98ヶ国1500社で導入されており、エンジニアやプログラマーといった業種から利用されています。
海外製ツールでありながら日本人スタッフによるサポート体制があるので、疑問点があっても安心して相談できます。
1プロジェクトにつき2名まで無料で使えるため、少人数で使いたい方におすすめです。
9.Wrike
引用元:Wrike
「Wrike」は、カンバン方式のタスク管理ができるプロジェクト管理ツールです。
世界で2万社、国内で1000社以上の導入実績があり、さまざまな業界や業種に対応できる点が魅力です。
高いカスタマイズ性が特徴となっており、各プロジェクトやタスクに合わせてワークフローを簡単に作成できます。
複数の部門メンバーとリアルタイムで会話しながら情報更新・共有ができるので、目標までスムーズに進められます。
5名までなら無料で使えるフリープランと全プランのトライアル期間があるので、少人数で試してから本格的に導入したい方におすすめです。
10.Stock
引用元:Stock
「Stock」は、複数メンバーの情報共有に特化したプロジェクト管理ツールです。
記載内容が流れていく問題を解決するためにチームの情報ストックができ、重要な情報を保存しておけます。
他にもタスク管理やメンバー同士のチャットもできるので、柔軟な使い方が可能です。
もし誤って削除してしまったデータも30日間保存されるため、万が一のミスを防げます。
利用人数の制限なしで使えるフリープランと全プラン14日間無料のトライアル期間が用意されているので、即戦力として使いたい方におすすめです。
まずは無料でプロジェクト管理をはじめてみましょう
プロジェクト管理ツールにはクラウド型とインストール型の2種類があるため、使用環境やメリットを考えて選択してください。
またツールを選ぶときは、機能や利用人数、使いやすさ、サポート体制、日本語対応の有無などをチェックしましょう。
まずは費用をかけず、無料のプロジェクト管理ツールで作業効率を向上させてみましょう。