「プロジェクト管理するEVMって、どういう意味だろう」
「EVMに対応しているおすすめのプロジェクト管理ツールが知りたい」

昨今ではプロジェクト管理もより具体的な数値で、把握しようとする流れがあります。

数値は誰もが扱えるため、状況を理解しやすいからです。

コストを指標として、プロジェクトを管理するEVMはまさに代表例ともいえるでしょう。

今回はEVMとは何か、どのようなメリットがあるかを解説します。
EVMの作り方やおすすめのツールもあわせて紹介します。

この記事を参考にし、精度の高いプロジェクト管理をおこないましょう。

EVMとはコストを指標としたプロジェクト管理手法

EVM(イーブイエム)とは、Earned Value Managementの略語であり、コストを指標としてプロジェクトを管理する手法です。

この章では、EVMをプロジェクト管理に用いるメリットを3つ紹介します。

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1)進捗とコストの両方が管理できる

EVMはあらかじめ算出しておいた予算と実際にかかったコストで、プロジェクトを管理します。
進捗と同時にコスト管理が可能です。

一般的なプロジェクト管理は時間をメインとしているため、コストを管理するにはまた別の手法やツールを使う必要があります。

EVMは進捗管理とコスト管理の両方ができる、まさに一石二鳥のプロジェクト管理手法といえるでしょう。

2)より詳細な予測ができる

EVMはコストから進捗を算出するため、客観的な数値で進捗がわかります。
現在の進捗を見える化したデータのため、詳細な予測につながります。

どのようなプロジェクトであっても、さまざまな要因で予定とのズレは発生しがちです。
EVMを使えば、現在の状況を確実につかめるため、より早く次の一手が打てるようになるでしょう。

3)長期のプロジェクトでも正確な状況把握ができる

EVMは日々の実績がコストとして積みあがるため、プロジェクトの進捗が把握しやすい点が特徴です。

進捗報告はどうしても主観の目分量になりがちですが、コストであれば客観的な事実のため、正確な進捗管理につながります。

正確な進捗管理は、長期的なプロジェクトには欠かせない要素です。
EVMは、長期的なプロジェクト管理に向いている手法といえるでしょう。

EVMを構成する5つの指標

コストでプロジェクトを管理するEVMには多くの指標があります。
EVMにおける指標とは、プロジェクトをチェックするための切り口です。

1日の実績値や計画の予算、予算との差異などが指標にあたります。
数多くある指標から、今回は代表的な5つの指標をピックアップして紹介します。

①PV:計画予算

PVはPlanned Valueの略称であり、文字どおりプロジェクトが進行する前に見積もられた総予算のコストです。

プロジェクトの進捗管理は、PVを基に判断をおこないます。

例えば、14日間で人材評価ツールを開発するのに、200万円の見積もりをしたとしましょう。
200万円が開発プロジェクトのPVになります。

②EV:出来高

EVはEarned Valueの略称であり、ある時点の予算コストの合計を指します。
EVはパーセンテージや時間などの単位ではなく、金銭的な価値で表現するのが一般的です。

例えば、5つの機能を持つ採用支援ツールを5か月で開発するのに、1,000万円のPVをたてたとします。

1か月で1つの機能開発を予定していましたが、2か月経過して、ようやく1つの機能が完成しました。
1つの機能しか完成していないので、2か月経過時点のEVは200万円になります。

③AC:実コスト

ACはActual Costの略称であり、文字どおり実際にかかったコストのことです。

ACはPV・EVと比較することで、プロジェクトの進行具合を判断するのに役立ちます。

例えば、100日間でマンションを建設するプロジェクトに対して、5,000万円のPVをたてたとしましょう。
スケジュールどおりにいくと、50日が終了した時点でEVは2,500万円となります。

50日終了の時点で仮にACが2,000万円の場合、プロジェクトは予定より順調と判断可能です。

④SV:スケジュール差異

SVはSchedule Varianceの略称であり、計画段階の予算コストと出来高の予算コストの差を表す指標です。

SVはEV-PVの数式で算出できます。
SVがプラスであれば予定より進行、マイナスであれば予定より遅延していることになります。

⑤CV:コスト差異

CVはCost Varianceの略称であり、実際にかかったコストと出来高の予算コストの差を表す指標です。

CVはEV-ACの数式で算出できます。

CVがプラスであれば予算内に収まっていることを表し、マイナスであればコストが予算を超えていることになります。

EVMを作成する3つのステップ

EVMはコストでプロジェクトを管理するため、よりリアリティのある形でプロジェクト管理ができます。

この章では実際にEVMの作成をおこないます。
3ステップでEVMは作成できるので、ぜひ作成してみましょう。

ステップ①PVの設定

EVMを作成するには、PVの設定が必要です。

いきなりPVを設定すると、見積もりの精度落ちる可能性が高いため、他ツールを活用して、正確なPVを算出しましょう。

例えば、WBSの活用です。

WBSを使えば、工程ごとにコスト算出ができ、より正確なPVが判明します。

PVの正確さがEVMのカギとなるので、時間をかけてでも、なるべく正確な値を目指しましょう。

PVが判明しましたら、グラフに当てはめていきます。

縦軸にコスト、横軸に日付や週単位など時間軸を取り、PVを当てはめていきましょう。

当てはめたPV同士を線でつなげば、ステップ1の完成です。

ステップ②プロジェクト開始後は実績値を収集

PVの設定ができれば、次におこなうのが実績値の収集です。

プロジェクト開始後は予実管理のために、日々の実績値を集計しましょう。

EVとACを算出するためにも、日々の実績をしっかりと入力する必要があります。

日々の実績が収集できなければ、EV・ACがキチンと集計できないため、EVMでの管理は成立しません。

ステップ③EV・ACを算出し、PVと比較する

最後のステップは日々の実績からEV・ACを算出して、PVと比較します。
算出されたEV同士・AC同士を結び、グラフができたらPVと比べてみましょう。

EVがPVを上回っていれば、プロジェクトの進行は予定より早いということです。
逆の場合は、プロジェクトが予定より遅れていることを意味しています。

次にACとEVの比較です。
ACがEVを上回っていれば、予定よりコストがかかっていることがわかります。
逆の場合は、予定よりコストがかからず、生産性が高いことを示唆しています。

EVMを用いてグラフ化すれば、細かい数字を見ることなく、プロジェクトの状況が理解可能です。
常に忙しいプロジェクト管理者にとって、業務の効率化につながります。

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EVMはプロジェクトの状況を視覚的に把握できるため、便利なプロジェクト管理手法です。
一方でEVMにおけるプロジェクト管理に、手間がかかる点は否定できません。

おすすめなのが、ツールを用いることです。
ツールを活用すれば、EVMでの管理も負担が減ります。

EVMに対応しているツールの中でも、Lychee Redmineがおすすめです。
この章ではEVMの活用に、Lychee Redmineがおすすめの理由を紹介します。

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優れた操作性で簡単操作を実現

Lychee Redmineの特徴といえば、優れた操作性です。

EVMの操作も初めて扱う方でも、Lychee Redmineなら直感的に操作できます。
ドラッグアンドドロップや右クリックなど、基本的な操作だけで扱えます。

プロジェクト管理ツールは業務上、毎日使うビジネスツールです。
操作が複雑だったり、クセがあったりすると、生産性に大きく影響します。

Lychee Redmineは簡単に扱えるため、初めての方でもEVMを使いこなせるでしょう。

リアルタイムでEVMの集計・計算

Lychee RedmineのEVMでは、チケットや工数から即座にグラフが作成できます。

実績値の集計やグラフ作成に手間取ることはないので、リアルタイムで現状の確認が可能です。

Lychee RedmineのEVMではPVやEV・ACなどの基本的な指標はもちろん、BACやSPI・CPIなどの指標も扱っています。

コラボレーションで各チケットのEVMも確認ができる

プロジェクト管理に欠かせない、Lychee Redmineのチケット管理機能がおすすめです。

Lychee RedmineのEVMではチケット管理機能とコラボレーションしており、各チケットのEVMも確認できます。

プロジェクトの全体だけでなく、ミクロな単位であるチケットのEVMも確認可能です。
各チケットのEVMを確認すれば、コストのボトルネックが判明します。

EVMを活用して健全なプロジェクト運営の実現を

今回はEVMとは何か、EVMを活用するメリットを解説しました。

コストでプロジェクトを管理するEVMは、具体的な数値でプロジェクトの管理が可能です。
プロジェクト管理の中で、アクションが打ちやすい点に特徴があります。

EVMを扱っているプロジェクト管理ツールは数多くありますが、中でもLychee Redmineがおすすめです。

Lychee Redmineでは簡単操作でEVMが作成できます。
そしてPVやEV・ACといったmさまざまな指標でプロジェクトのチェックも可能です。

Lychee Redmineを試してみたい場合には、期間限定のトライアルがおすすめです。
Lychee Redmineが持つすべての機能を無料で扱えるため、Lychee Redmineのよさを実感していただけるでしょう。

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